三菱自動車の益子会長は2月10日(水)、マニラ市内で開かれた記者会見にて
フィリピンの自動車産業育成政策「CARS Program
(Comprehensive Automotive Resurgence Strategy Program)」へ参加する意向を表明しました。
(写真)自動車産業育成政策への参加を表明する益子会長(左から4人目)
三菱自動車は2017年初めよりミラージュとミラージュG4(アトラージュ)の2車種を
新たに生産開始します。
昨年1月より操業を開始した新工場(ラグーナ州サンタローサ市)において、
年間5万台の生産を目指します。
さらに、市場動向を見ながら、新車種の追加と年間10万台の生産も視野に入れています。
新たな車種の生産に伴い、プレス工場新設を含む
43億ペソ(約104億円)以上の投資を実行する計画。
生産規模の増強により、投資拡大と雇用拡大が見込まれます。
会見には部品メーカーのトップも参加。
デンソーの加藤会長、双日の段谷副社長、矢崎総業の矢崎社長をはじめ、
関連会社20社のトップが集いました。
(写真)部品メーカー20社を含め、参加会社のトップが一堂に会しました
三菱自動車の益子会長は、「当社にとってフィリピンは、50年以上にわたり
生産・販売事業を行っている最重要市場の一つです。
新たな発展フェーズを前にしたフィリピン自動車産業に貢献できること、
更にはフィリピン経済の成長にも寄与できることは、当社にとって大きな喜びです」と述べました。
また「将来的にはフィリピンから海外へ車両を輸出したい」との考えも述べ、
フィリピンでの生産拡大に意欲を示しました。
- 「ニックネーム」 daisuke
- 「自己紹介」 フィリピンに来て1年以上が経ちました。
- ドゥテルテ大統領になり、どんどん変化する
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