フィリピンのバタンガス州、マルバーに、新しい工業団地が近年オープンする予定です。地元の住民に雇用の機会をもたらすだけでなく、国内外の企業にとってもビジネス、投資のチャンス。
住民にとっても企業にとっても、工業団地が出来るのは嬉しいニュースです。
Light Industry & Science Park IV(LISP IV)は、フィリピンでは6つ目となる化学産業工業団地。現在、200ヘクタールもある敷地では予定通りに建設が進んでいます。
工事は順調に進んでいるようです。
現時点で完成している施設は、南部の中心地にある橋、管理棟、管理施設、メインゲートと護衛所、そして、サービス&メンテナンス棟です。
集中型下水処理場は、今年10月までに第一の工程が完成する見通しです。この施設は、一日に1000立方メートルの汚水を処理することが可能とのこと。活性汚泥処理を行い、タール湖の水域分類でもある、クラスBのきれいな水質にすることができます。上水道の建設も進行中で、第一段階の取り付けは完了して工事は第二段階に入っています。
2019年までには、道路網が完成する予定。112ヘクタールの南部は、同年の第一四半期には通行可能となる予定で、一方の北部(89ヘクタール)は、同年の第四四半期に完成する見込みです。
輸送ターミナルや発電所、電気通信などの他の施設の建設、そして入札や交渉は現在進行中のようです。
LISP IVの地図
なお現時点で一部がすでに運営可能となっており、2020年までにすべてが運営可能となる見込みです。
この工業団地の誕生に期待をかける国内外の企業の本拠地となり、世界規模の工業団地として発展していくことが期待されています。
詳しくは、LISP IVのサイトをご覧ください sciencepark.com.ph.
- 「ニックネーム」 かなっぺ
- 「自己紹介」 ダーリンはフィリピン人。
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