ドゥテルテ政権の最重要インフラプロジェクト、マニラ首都圏地下鉄計画。日本の支援で建設されることになっていますが、その最初の資金がまもなく、フィリピンに供給される見込みです。
期待高まるマニラの地下鉄計画 画像出典Department of Finance
2国間の最初の借款契約は3月に行われる予定です。その後、フィリピンは、日本のODA、(政府開発援助)から1回目の資金供給を受けることになります。なお、初期の援助額および最終援助額については現在も交渉中とのこと。
この地下鉄計画の事業総額は3556億ペソ(約7 333億円)と推計されています。計画によると、地下鉄は、ケソンのMindanao Avenueから、ニノイ・アキノ国際空港までの25キロメートルを結ぶもの。建設は今年第3四半期に開始する見込みで、2025年には部分開業を始める予定です。地下鉄の完成は、2027年を目処としています。
カルロス・ドミンゲス財務大臣と和泉 洋人氏 画像出典Department of Finance
4回目となる会議、“日比インフラと経済協力についてのハイレベル委員会”が、先の2月12日に、セブ市の、シャングリ・ラ マクタン リゾート & スパにて行われ、両国とも、フィリピン初の地下鉄建設に貢献する強い意志を見せました。(写真)
会議へ出席したのは、フィリピンからは、カルロス・ドミンゲス財務大臣(Finance Secretary Carlos Dominguez III)、アーネスト・ペルニア国家経済開発庁長官(Mr. Ernesto Pernia, Secretary of National Economic and Development Authority)、日本からは内閣総理大臣補佐官、和泉 洋人氏。
早く地下鉄ができて、マニラの人々の通勤・通学が楽になればよいですね。
あらゆるものの妨げになっている渋滞も緩和されることも願います。
- 「ニックネーム」 かなっぺ
- 「自己紹介」 ダーリンはフィリピン人。
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