PLDT-Smart Communication Inc.、Clark Development Corp. (CDC)、そしてEricssonの陣頭指揮によって、パンパンガ州クラーク市の住民が、フィリピンで初めて5Gのネットワークスピードを体験できることとなります。
今年8月の基本合意により、最初の5G基地局が今月11月、Clark Freeport Zone (CFZ)に設置されます。
CDC社長でCEOでもある Noel Manankil氏は「フィリピンで最初の5Gワイヤレス基地局のロケーションにクラークが選ばれたことは喜ばしい。これが、クラークの住民のみならず、この国の多くの産業、ビジネス、そしてコミュニティーに貢献することを確信しています。」と述べました。
この基本合意には、2019年中にLuzon地区に5Gネットワークが拡大することも含まれており、すでにSmartが2000を超える5G基地局を設置しています。
現在国内には221,000㎞の光ネットワークがPLDT-Smartによって敷設されており、これを利用することで、5Gネットワークの開始がこのPLDT-Smartにとっては容易なものとなっています。
PLDT-Smartの取締役会長そしてCEOのManuel V. Pangilinan氏は、「強力な5Gインフラを設置したここパンパンガに未来都市を築くことがCDCと共にできて嬉しい。これは他の世界各国と同じ先進技術を取り入れることでクラーク市ばかりではなく、フィリピン自体にとってとても有益なことだ。」と述べました。
PLDT-Smart, Network Planning部門 とEngineering部門の上席副社長であるMario G. Tamayo氏は、「LTEの敷設拡大には、古いネットワークを光ケーブルに変えていく必要がある。私たちは、5Gネットワーク開発の際そのコアとなる設備と送信設備を新しいものへと移行してきている。」と述べました。
5Gは低レイテンシのハイスピードサービスだと言われています。そしてこの技術がフィリピンで様々な分野で必要とされるIoTアプリケーションの開発利用を加速させることとなると言われています。
最近では、PLDT -Smartは、Huaweiとパートナーシップを結び、マカティにあるPLDT各本部に5Gネットワーク拠点を構築しました。