1月12日の午後、ルソン地方バタンガス州のタール火山が噴火しました。近隣では明日13日の休校を決めた教育機関もあり、交通網にも広く影響が出てきています。引き続きニュースなどで最新情報をチェックし、安全に気をつけて行動してください。
Inquirerから引用
2019年1月12日の午後に噴火したルソン地方タガイタイのタール火山。噴煙が上空を移動し、広範囲にわたって火山灰が降っています。
噴火は交通網にも影響を与えています。NAIA(ニノイアキノ国際空港)では、国際線国内線で一時運行を見合わせている便が相次いでいます。
空港や飛行機を使用される方は、航空会社に問い合わせるなど最新の情報に注意してください。(空港の公式サイトはこちらから)
タール火山周辺のほか、カビテやマニラ、ケソンなどの学校は明日13日の休校を発表しています。
2020年1月12日の19時30分には、警戒レベル4の発表がありました
火山灰の粒子はとても細かく、バイクや車の故障の原因になります。人体にも影響を与える危険がありますので、サングラスやマスクなどでご自身の身を守ることが大切です。
フィリピン火山地震研究所は12日夜に、警戒レベル4(危険な噴火の切迫)を発令しました。万が一の停電などの緊急時に備えて、マッチやライター、ろうそくのほか、ラジオなども準備しておきましょう。
火山周辺では避難命令が出され、数千人が避難を始めている模様です。
最新の情報はフィリピンの下記ニュースサイトなどをご覧ください。