イタリアの国際美術展「ヴェネツィア・ビエンナーレ」は、現代美術の名立たるアーティストが世界各国から参加することでも注目されています。今年、フィリピンから参加しているIssay Rodriguez氏とKatherine Nuñez氏は今、大注目の若手アーティストです。2人の参加はヴェネツィア・ビエンナーレのディレクターであるChristine Macel氏の指名を直に受けてとのことで、出展作品への期待が高まります。2人はドバイの国際美術展覧会2016でChristine Macel氏にスカウトされたのがきっかけで、今回のイタリアの国際美術展「ヴェネツィア・ビエンナーレにMacel氏が手掛ける「Pavilion of Artists and Books」のメイン作品の一つとして出展が決まりました。
ヴェネツィア・ビエンナーレはイタリアのヴェネツィアで二年に一度開催されている現代美術の国際美術展覧会。主催は、イタリア政府が後援するNPOである、ヴェネツィア・ビエンナーレ財団。57回目の今年は「Viva Arte Viva」と題し、世界51ヶ国、総勢120名のアーティストが参加して5月13日から11月26日まで開催されています。
「In Between the Lines, 2.0」と題したこの作品は、かぎ針編むかぎ編みにより学校で使用される参考書、ノートブックやペンまですべての文房具が布や編み物で制作されています。
ヴェネツィア・ビエンナーレでは、ご紹介した2名以外にもあと3名のフィリピンアーティストが参加しています。11月26日まで開催されているので、イタリアへもし行く機会があればぜひチェックしてみてください。
参考記事:
製作工程の動画が見られるます。→Designboom
- 「ニックネーム」 Joji
- 「自己紹介」 フィリピンが大好きすぎて
- フィリピンの大学に通ってる
- インターンの大学生です。