6月24日、全日本空輸(以下ANA)はマニラ日本人学校(以下MJS)では初となる航空教室を開催。日本国内で開催してきた航空教室ですが、海外にある日本人学校では初の試み。
今回の開催は学校側の希望もあり、中学生の今後の進路指導およびキャリア教育の手助けにしたいということで開催されました。参加したのはMJSの中学1年生(34名)、2年生(26名)、3年生(28名)で、各学年の教室でそれぞれ授業が約2時間にわたり行われました。
航空教室では、ANAの現役のキャプテン、CA、整備士が仕事内容に関する講義を説明。
現役のキャプテンである安井さんは、パイロットになるための準備やパイロットの育成を行う学校についての説明がありました。また、CAの木曽さんからは、CAとしての仕事の責務や役割を、整備士の篠原さんは飛行機を安全に飛ばすために行われる整備の数々について紹介がありました。
ユーモアを交えてパイロットの職務を説明するキャプテン 安井さん
生徒の真剣な質問に笑顔で答えるCA 木曽さん
整備の役割と重要性について説明する整備士 篠原さん
そして最後に泉支店長から、「飛行機を飛ばすためには様々な人が関わり協力することで一台の飛行機を飛ばすことができる。航空会社以外の仕事でも同様に、世の中には色々な仕事があり、それらのおかげで社会が成り立っている。そういった数多くある仕事の中で、将来自分が何をしたいのかを考えるきっかけにしてほしい。そして、そのためにはどうしたらいいかを調べること、行動することで可能性が広がる。将来の職業選択時に選択肢をより多く持ってもらい。」とお話がありました。
将来パイロットになりたいという男子生徒からは、「実際にパイロットになるにはどうしていくべきかの参考になりました。夢に少し近づきました。」という声を聞くことができました。CAの木曽さんに質問を行った女子生徒は、「イメージとは違う知らない仕事がいっぱいありました。たくさんの業務をこなすCAはすごいと思いました。」と感想を述べました。
ANAグループでは、子供たちの”夢を持ち未来を切りひらく力”を応援するため、今後もマニラで航空教室を定期的に開催するとのこと。
- 「ニックネーム」 Mae-chan
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