9月26日(土)、日本交流基金主催のジャズイベント
「ASIAN YOUTH JAZZ ORCHESTRA ASEAN Tour 2015」が
オルティガスの「Meralco Theater」にて開催されました。
このイベントの趣旨については、以前の記事をご覧ください。
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アジアの若手ジャズミュージシャンが集結し、マニラでコンサートを開催します!
日本、フィリピン、タイ、インドネシア、マレーシア、シンガポールから
集まった28人の若者たちの勇姿を見ようと、開始30分前には、1,000人以上を
収容できるほど大きなMeralco Theaterが、来場者で一杯に。
(写真)広いシアター内は、多くの来場者で賑わう
開始時間になると照明が落とされ、クラリネット、トランペット、トロンボーンを
担当する3名による演奏でコンサートの幕が上がります。
(写真)力強く、軽快なリズムに会場は大いに盛り上がる
今回のプログラムは全11曲。
数曲演奏するごとに、挨拶やメンバーの紹介を挟むスタイルだったので、
奏者の皆さんに親近感が湧いて、とてもリラックスして演奏を楽しむことが出来ました。
まず初めに挨拶したのは、日本人サックス奏者、Miyu Kishimotoさん。
流暢なタガログ語の挨拶で、会場からはワッと大きな拍手が巻き起こります。
(写真)堂々としたタガログ語の挨拶で、観客たちのハートを鷲掴みに
メンバー紹介担当のクラリネット奏者、Peter Ocampoさんは最年少の18歳。
緊張隠しのためなのか、とにかくハイテンションで叫びまくります。
若者が主役のジャズオーケストラならではの、自由で楽しい雰囲気に
観客たちも大盛りあがり。
(写真)「オーライ!」のかけ声で、会場を盛り上げに盛り上げる
このコンサートでは、若手ミュージシャン一人一人の演奏を楽しめるようにと、
曲中でのソロパートが多くありました。
中でも印象的だったのが、インドネシアのサックス奏者2人、
Bernard Zulfredo PurbaさんとGeraldo Bhaskara Purta Sibbaldさん。
重厚感があり、体の芯まで響くサックスの音色に、観客たちは酔いしれます。
(写真)実力派の2人の演奏に、観客たちは釘付け(写真左から、Purbaさん、Sibbaldさん)
演奏のクオリティもさることながら、随所にコミカルな動きや寸劇も盛り込まれており、
観客を楽しませよう!、という奏者の皆さんの想いが感じられるコンサートでした(^-^)
さて、「ASIAN YOUTH JAZZ ORCHESTRA ASEAN TOUR 2015」はこの後も続きます。
【今後のスケジュール】
9月30日(水) シンガポール:Victoria Concert Hall
10月4日(日) バンコク:Aksra Theater King Power
10月7日(水) クアラルンプール:Dewan Filharmonik PETRONAS
来年1月には日本でも公演を予定しているとのこと。
アジアのジャズミュージックの未来を担う若手ミュージシャン達の、
今後の活躍に期待したいですね!
詳しい情報については、公式facebook、Twitterをチェック!
Twitter:@ayjo_official
facebook:ASIAN YOUTH JAZZ ORCHESTRA 公式facebookページ
- 「ニックネーム」 Hokuto
- 「自己紹介」 プライマーの巨人。背が高いけど気は小さめ。
- フィリピンの魅力にとりつかれ、
- セブからマニラへ。