BGCで働く人々に朗報!アヤラグループ傘下のFort Bonifacio DevelopmentcCorp(FBDC)がビジネス地区内に居住用の寮を建設中です。
「The Flats BGC at 5th Avenu」と呼ばれるこの寮は、5th Avenue沿いの、St. Luke's Medical Centerの対面に建設予定。将来ここに住む入居者はEDSAやKalayaan Avenue、C-5 Road、32th Avenueの大渋滞を免れ、BGCへの通勤時間を短縮することができるようになります。
写真:現在、約12万人の人々が働くBGC
寮の建物は、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)の従事者や、BGCにある他の企業で働くオフィスワーカーの居住用として使われます。
BGCで働く人々の居住スペースについては大きな需要があります。現在は約12万人が働くBGCですが、2019年までにさらに10万人増えるというのがFBDCの予測。
今回この寮を手掛ける建設業者は、BGCで働く人々へ、ビジネス地区内や周辺の交通混雑を避けられる、手ごろな価格の居住スペースを提供したいと考えています。
FBDCは、Ayala Land Inc.とCampos Groupが率いる民間セクターと、基地転換開発公社(BCDA)によるベンチャー企業です。
(写真)建設中のW City Center
「The Flats BGC at 5th Avenue」は、16階建・375戸、ベッドは合計1,500台が設置されます。各部屋にはベッドとマットレスのほかに、作業机、衣服用キャビネット、トイレとお風呂、ミニキッチンが備え付けられます。施設管理や安全面・セキュリティ確保を担当する管理チームも配置予定です。
このプロジェクトは、BGCにオフィスを構える企業に対して、従業員のためのリース契約を促すものです。企業は従業員への報酬の一部として、この寮に関心を示しています。
FBDCのプロジェクトであるこの寮は、最近のトレンドである「共生」にも沿うものです。「開放性、シェア、協調性を重視した現代的な都市生活」と表現されています。
都心部のビジネス地区に寮を建てることは、不動産投資家や開発企業にとって新しい成長分野と見ることができます。まだ住宅を自力で購入することが難しい、職場に入ったばかりの若いオフィスワーカーにとっては朗報となるでしょう。
Google Map:
- 「ニックネーム」 Joji
- 「自己紹介」 フィリピンが大好きすぎて
- フィリピンの大学に通ってる
- インターンの大学生です。