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エンデラン大学に「竹」で出来たエコ・クリスマスツリーが登場!
2015年12月14日更新

エンデラン大学に「竹」のクリスマスツリーが登場!クリスマスをエコにお祝い。

フォートボニファシオにあるエンデラン大学のクリスマスツリーは

環境に優しい「竹」で出来ています。

 

もちろん飾りもエコに配慮したものを使用。

新聞紙、ソーダキャップをアップサイクルして作った飾り、

LEDライト、ボトルライト*を使っています。

*ボトルライト:ペットボトルと水、漂白剤を使って点灯する。

 

(写真) エコクリスマスツリー。とっても華やかですね

 

エンデラン大学は、エコクリスマスツリーを作るにあたり、

色々なグループの協力を得ています。

新聞紙の飾りはパラーニャケ市の女性グループの手作り、

ボトルキャップの装飾品は、ケソン市のグループによって作られました。

 

さらにエンデラン大学は、貧しい地域にも明かりをともそうと、

「Liter of Light(リター・オブ・ライト)」

(環境に優しいライトの普及プロジェクト)

とパートナーシップを結んでいます。

 

(写真) 左:ブリヤン・ベニデス・マックリーランド氏。

竹製のエコ自転車を取り扱う会社・バンバイク(Bambike)の創設者。

右:エンデラン大学のエドガード・ロドゥリゲス学長

 

マックリーランド氏はこう語ります。

 

「従来はプラスチック製、非生物分解素材のクリスマス用

デコレーションが一般的でした。しかし私たちのアイディアは、

竹をクリスマスツリーとして使うというもの。

竹は環境に優しいですからね。電飾には、LEDライトや、

二酸化炭素を出さないボトルライトを使い、飾りは

生物分解可能でアップサイクル出来るものを使っています。

 

『環境に優しい』と言うのは、単に『エコ・フレンドリー』

なのではなく、『社会的責任を持つこと』とも言えます。

ですから私たちは、地元貢献の意味を含めて、

地域コミュニティから飾りを購入しました。

 

クリスマスが終わったら、ツリーはキャンパスの建設資材に、

新聞紙で作られた飾りはコンポストに。

他の飾りは来年も使えます。クリスマスが終わった後に

ゴミが出ることは一切ありません。」

 

(写真)左から:エドモンド・ペレズ・マセダ氏 

エンデラン大学・持続可能性と環境学共同科長、

メガワールドの最高サステナビリティ責任者

アイラック・ディアス氏 リター・オブ・ライト専務取締役

ブリヤン・ベニデス・マックリーランド氏

 

出席者の一人、リター・オブ・ライトの

ディアス氏はこう語ります。

 

「約2千万人のフィリピン人が明かりのない生活をしています。

食糧不足、貧困、飲料水、住宅問題もありますが、

光の提供も大切です。光がないと学ぶ機会も限られて

しまいますし、また危険にさらされやすくなります。」

 

リター・オブ・ライトはこれまでに、15カ国の家庭、

商店、学校、医療機関に計35万台ものソーラーライトを

設置しています。

 

(写真) トゥロイ・ファンデーション・バレエによる「くるみ割り人形」

(写真)トゥロイ・ファンデーションのコーラスは、

ボトルライトを持ちながら歌っている。

 

11月26日に行われたツリーの点灯式「夜明けとともに」では、

「トゥロイ・ファンデーション」がパフォーマンスを実施。

 

この団体はエンデラン大学が以前よりサポートしている

民間の非営利団体で、ストリートチルドレンの社会復帰を

目的として養護施設や教育プログラムを提供しています。

 

エンデラン大学の「竹」のクリスマスツリーを見たい方は、

フォートボニファシオの、McKinley Hill (マッキンリー・ヒル)

キャンパスへどうぞ!

 

 

エンデラン大学のWebサイトはこちら↓

エンデラン大学 公式ホームページ

 

参照:エンデラン大学のプレスリリース

 

 

 

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「ニックネーム」 Hokuto
「自己紹介」   プライマーの巨人。背が高いけど気は小さめ。
フィリピンの魅力にとりつかれ、
セブからマニラへ。

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