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一度は見ておきたい名作 フィリピン革命家ホセ・リサール著作「Noli Me Tangere」のオペラ再演が決定
2019年02月26日更新

フィリピン独立運動に取り組んだ国民的英雄ホセ・リサールの著作「Noli Me Tangere(ノリ・メ・タンヘレ、我に触れるな)」を原作としたオペラ「Noli Me Tangere」が2019年3月8日から10日までフィリピン文化センター(Cultural Center of the Philippines)にて再上演。1957年に初めて上演され大成功を収めたフィリピン初の長編オペラ劇です。著名な演出家をはじめとする総勢200人の演奏家やオペラ歌手、スタッフがフィリピン文化センターに集結します。

 

フィリピン文化センター設立50周年を記念して行われる今回の上演では、フィリピンの若い世代に優れたオペラを鑑賞する機会を設け、次世代にフィリピン芸術文化に親しんでもらう役目も担っています。

 

 

 

 

Noli Me Tangere ノリ・メ・タンヘレ (我に触れるな) 

主人公は勉強のためにヨーロッパに訪れていたJuan Crisostomo Ibarra。物語はIbarraが勉強を終えてフィリピンに帰国するところから始まります。フィリピンの教育の悲惨な現状を目の当たりにしたIbarraは学校を設立しようと計画します。同時にIbarra はMaria Claraに思いを寄せて結婚しようとしていましたが、大敵であるPadre Damasoにその道を阻まれてしまいます。

Noli Me TangereはJuan Crisostomo Ibarraという一人の青年の人生から、スペイン統制下時代に原住民が受けていた酷い扱いの様子も描き出しています。オペラでは政府の腐敗したシステムや不正のはびこる教会、特権階級の裏取引など「social cancer(社会的ながん)」と呼ばれる社会問題を明確に表現しています。

 

 

 

 

Noli Me Tangereのキャストと制作スタッフ(画像引用:Noli Me Tangere 公式Facebook)

 

 

【上演スケジュール】

  • 3月8日金曜日(Gala) 8 p.m.
  • 3月9日土曜日 (Matinee), 2 p.m.
  • 3月10日日曜日 (Matinee), 2 p.m.

チケットの購入や問い合わせはCCP(文化センター)ボックスオフィス02 832 3704/06まで。またはTicketWorld、 02 891 9999までお電話ください(英語のみ)。

チケットはNoli Me Tangere The Opera “Touch Me Not”公式HPにて購入可能です。

 

イベント名: Noli Me Tangere The Opera

日時: 2019年3月8日から10日

場所: Tanghalang Nicanor Abelardo, Cultural Center of the Philippines, Roxas Blvd, Pasay City

Facebook: https://www.facebook.com/nolioperamanila

 

☆会場詳細はこちら

フィリピン文化センター  Cultural Center of the Philippines

 

チケット価格:

 Gala:

  • Orchestra Center – Php 3,500
  • Orchestra Side/Parterre – Php 2,800
  • Balcony 1 Center – Php 1,500
  • Balcony I Side – Php 1,200
  • Balcony II Center & Side – Php 1,000

 

Matinee:

  • Orchestra Center – Php 2,800
  • Orchestra Side/Parterre – Php 2,300
  • Balcony I Center – Php 1,400
  • Balcony I Side – Php 1,200
  • Balcony II Center & Side – Php 900

 

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