毎年ビジネス情報誌フォーブスアジア版で発表される「Heroes of Philanthropy(慈善事業の英雄)」、今年の受賞者に3人のフィリピン人が選出されました。
フォーブスによると、この賞は企業献金だけではなく個人的な資金も含め社会に大いに貢献した人に贈られるとのことです。
写真:ナネット・メドブド(Nanette Medved-Po)さん/IMAGE Esquire Mag PH
3人のうちの1人は、元女優でモデルのナネット・メドブド(Nanette Medved-Po)さん。ナネットさんが2012年に設立した企業「Generation Hope」が開発した飲料水「Hope in a Bottle」は売上の100%がフィリピンの公立学校設立支援のための資金に使用されます。これまでに8,955,807本が販売されこの売上金で全国の公立学校に37個の教室が建設されました。これは利用生徒数に換算すると約7310人分になるとのことです。
David Zuellig(デイヴィット ズリエグ)さん/IMAGE avpn Asia
そしてZuellig Family FoundationからDavid Zuellig(デイヴィット ズリエグ)さんとDaniel Zuellig(ダニエル ズリエグ)さん。二人は医療研修ブログラムの改良をし、フィリピン農村地区の医療の向上に努めたとして選出されました。Zuelling財団はアジアの医薬品をけん引する企業として、年間平均約2百3千万ドルの貢献をしているとのことです。
Daniel Zuellig(ダニエル ズリエグ)さん/IMAGE Inquirer
その他「Heroes of Philanthropy」にはミャンマーの企業 Parami Energy GroupのKen TunさんやベトナムからPhat Nhat Vuogさんが選出。ミャンマー、ベトナムからは二人が初のリスト入りを果たしました。
ちなみに日本では、日本電産の代表取締役会長兼社長、永守 重信さんや株式会社ニトリの創業者で同社代表取締役社長、似鳥 昭雄さんやアイエフエスネットグループ代表、渡邉 幸義さんなど3人の方がフォーブス・アジア「Heroes of Philanthropyに選出されました。
参考記事:Forbes.com
- 「ニックネーム」 Joji
- 「自己紹介」 フィリピンが大好きすぎて
- フィリピンの大学に通ってる
- インターンの大学生です。