いすゞフィリピンズは、18年経ってもなおこの国でのトラック業界を率いる存在です。
フィリピンのトラック、ジプニーの近代化の一翼を担う同社は、7月13日から15日に行われたフィリピン バス&トラックショー2018で、新型車両のNMRC/C、QKR、EXZ、QKR77 cabを展示しました。
このショーはハイクラスで耐久性が高く、用途の幅広い輸送車や、大量輸送の将来にインパクトを与える乗用車両にハイライトを当て、最新のバス・トラック・業務用車両に関する国際展示会としては随一のショーだと業界で見なされています。
運送業者、運送企業、メーカーが集まり、こうした車両を実際に見て新情報を得られる貴重な場となっています。
今年は「グリーンシティのためのフィリピンでのジプニー近代化」をテーマにした同社は、運輸省の公共交通車両近代化プログラムの基準と仕様に適合するように製造された、最新ジプニー車両にスポットライトを当てています。
その最新ジプニーとして、乗客のスペースがより広く、安全性を考慮して歩道側の右側にドアをつけたQKR77 cabを含む車両が展示されました。これらの最新ジプニーは、実は今年6月に最初の車両群が同プログラムの試験営業実施者として上院職員輸送サービス組合に使われ、正式に公共交通車両近代化プログラムを開始する際の車両として選ばれています。車両外部には、車体全体への断熱ジェネックシールド、自動ドア、ECE基準に基づくヘッドライト、ブレーキ、ワイパー、フロントガラスウォッシャー、サイドミラー、障害者用設備を備えています。近代的な外観を備えた内部には、LCD/LEDテレビモニター、デジタルサイネージ、消火器
、GPSナビシステム、CCTV、車載カメラとバックアップカメラが。さらに乗客の利便性を考え、運賃支払には交通系ICのビープカードが使えます。
新型ジプニー以外でも、いすゞの車両は耐久性・信頼性の高さ、燃料効率のよさに加え、十分に試行された車体製造工場、信頼性が高く部品がすぐ手に入る全国に広がるディーラーネットワークと、あらゆる面において国内で優位な立場にあります。さらに専門技術者のチームと、どこでも必要なときにすぐ技術的なサポートをしてくれるフィールドサポート員も誇れる特徴です。同社にとって安全性かつ利便性の高さは重要なポイント。次世代の大量輸送のために需要に応えるものを確実に提供しています。
- 「ニックネーム」 Toshi
- 「自己紹介」 ※ 画像のポニテはイメージです。
- 写真と異なる場合がありますが、
- 品質に異常はありません。