ミンダナオ鉄道プロジェクトにおいて、フィリピン運輸省は2018年の第二四半期までにミンダナオ島に鉄道を建設する予定であることが報じられました。
(写真)運輸省事務次官のCesar Chavez氏は7月3日、カンファレンスの中で声明を発表
運輸省の鉄道事務次官のCesar Chavez氏は7月3日、同省がミンダナオ鉄道プロジェクト・フェーズ1のために、タグム・ダバオ・ディゴスの都市部を含む土地と権利を取得するために65億ペソを確保したと語りました。
ミンダナオ鉄道プロジェクト・フェーズ1は路線距離102km。駅はTagum、Carmen、Panabo、Mudiang、Davao Terminal、Toril、Sta. Cruz、Digosの8つが設置される予定です。このプロジェクトに必要な資金352億6000万ペソは、市民から調達されます。
「12月までの間に、プロジェクト管理事務所を立ち上げます。アロヨ元大統領の在任時、彼女はミンダナオ鉄道プロジェクトをダバオとセブのために設立しましたが、我々はそれを切り離したいと考えております。ミンダナオ島に集中したいと思考えています」とChavez氏は述べています。
このプロジェクトは1992年に初案が出され、4人の大統領が計画を進めるか取りやめるかが検討されてきました。元大統領でパンパンガ選挙区代議員のグロリア・アロヨ氏は、大統領在任中にミンダナオ鉄道計画事務所を設立しましたが、大統領がアキノ氏に交代すると同時に事務所は廃止になりました。
(写真)運輸省大臣のTugade氏は公共鉄道のスタッフを訓練するために鉄道研究所を設置する予定です
一方、運輸省大臣のArthur Tugade氏は、すべての公共鉄道で働くスタッフのための訓練施設として、フィリピン鉄道研究機関を作りたいと述べています。
同氏は、研究機関の設置に向けて、同省は日本国際協力機構(JICA)と協議中で、「我々は研究機関のカリキュラムを策定しようとしているところです」と答えました。
- 「ニックネーム」 Joji
- 「自己紹介」 フィリピンが大好きすぎて
- フィリピンの大学に通ってる
- インターンの大学生です。