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フィリピン ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)合理化計画は延期に
2018年08月01日更新

今年2月、フィリピン運輸通信省は、ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)ターミナルの混雑緩和を目的とした“合理化計画”(Rationalization Project)を発表したが、操業上の制約が生じることを理由に、計画を保留とすることとなりました。

この計画は、前代議院議長、Pantaleon Alvarez氏が提案し、運輸通信大臣のArthurTugade氏によって支持されていました。

Tugade氏は、NAIAのフライトの一部をクラーク国際空港へ移動した方が旅行者にとってより効率が良いだろうとし、以下のように述べました。 「議長は、ニノイ・アキノ国際空港ターミナルの円滑、効率性を確保したい思っている。 以前のコンセプトをよみがえらせたい。ニノイ・アキノ国際空港で対応できないフライトは、クラーク国際空港へ移動すべきだ。」

マニラ国際空港局(MIAA)、ジェネラルマネージャーEd Monreal氏によると、ターミナル3は国際線、ターミナル2は国内線に適しているといいます。

写真:離発着の多いNAIA。

MIAAのプレスリリースによると、計画は今年8月31日に開始する予定だったが“予期せぬ問題”により実行を見合わせました。更なる発表がなされるまで、ニノイ・アキノ国際空港のフライト合理化計画は試案のまま残ることとりました。

 

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