2月21日、マカティのデュシタニホテルで恒例のANA寄席が開催されました。
毎年大好評のANA寄席ですが、今年もチケット完売となり、会場には600名もの観客が押し寄せました。
高座に立つのは、第2回から3年連続で出演している人気落語家、立川志の輔さん。
(写真)観客の大歓声に迎えられて登場。2つの演目を行った、立川志の輔さん
立川志の輔さんが演じる「猿後家」は、顔が猿に似ていることを気に病み、
「サル」という言葉を聞いただけで怒り狂う呉服屋の後家さんの話。
店に出入りしている源さんが会話の中でうっかり「サル」と言ってしまい、
後家さんを怒らせてしまいます。
また、もう一つ「徂徠(そらい)豆腐」は、お金も持たずに豆腐屋で豆腐を注文してしまう
貧乏学者の荻生徂徠の話。
豆腐屋は、徂徠の行動をとがめるばかりか、情けをかけて支援してくれる。
その後出世した徂徠は、豆腐屋のお店が火事で焼けたことを知り、
新しいお店と豆腐を作る道具を用意してくれる。
豆腐屋が、徂徠にもらった道具で最初に作った豆腐を持って
徂徠の屋敷を訪れる最後の場面が印象的な人情話です。
前座では、立川さんの弟子である立川志の太郎さん、立川志の麿さんがそれぞれ高座に上がりました。
(写真)「大根の想い出」を演じる、立川志の太郎さん
(写真)「狸賽(たぬさい)」を演じる、立川志の麿さん
仲入りでは、孤児院であるバハイ・マリア・チルドレンセンターの子供たちが歌を披露。
「いぬのおまわりさん」や「さくらさくら」と言った日本語の歌も歌い、
振り付けもつけて笑顔で観客を楽しませてくれました。
(写真)バハイ・マリア・チルドレンセンターの元気な子供たち。
今回の寄席の収益金は、孤児院のバハイ・マリア・チルドレンセンターに寄贈されます。
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