【フィリピン大手財閥の創業者】JGサミットのゴコンウェイ氏が逝去されました
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フィリピンの大手財閥JGサミット・ホールディングスの創業者であり名誉会長のJohn Gokongwei Jr(ジョン・ゴコンウェイ)氏が11月9日に死去しました。93歳でした。同社は食品や石油化学、航空など幅広く事業を手がけており、経営者として国内外に大きな影響を与え続けていました。
ジョン・ゴコンウェイ氏は食品会社ユニバーサル・ロビーナや格安航空会社(LCC)のセブ・エアの経営改革に携わったほか、ロビンソンバンクや不動産など、事業の多角化を意欲的に進めた経営者です。
米国発の経済誌フォーブスによると、彼はフィリピンで3番目の富豪で約5800億円の資産を持つといいます。
日本企業とのつながりも深く、食品会社のユニバーサル・ロビーナは日清食品ホールディングスと合弁でフィリピンで即席麺を製造、販売。菓子メーカーのカルビーとも提携し、カルビーブランドの製品の販売も始めていました。
JGサミット・ホールディングスの社長と最高経営責任者(CEO)はすでに長男の Lance(ランス)氏が引き継いでいます。
ほかにも娘のRobina(ロビーナ)氏とLisa(リサ)氏はロビンソンリテールやサミットメディアを率いています。
※写真は公式ホームページから引用しました。
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