ブログ
食べる
経済ニュース
コラム
求人情報

HOME > プライマーブログ > 【JETROフィリピンから】上半期の外資投資認可額は前年同期から半減

【JETROフィリピンから】上半期の外資投資認可額は前年同期から半減
2020年09月17日更新

JETROフィリピンは17日、新型コロナウイルス感染症に関する新しい情報を発表しました。上半期における外国資本の投資認可額についての情報です。


フィリピン統計庁(PSA)は9月10日、2020年上半期の外国資本の投資認可額が前年同期比53.3%減の446億400万ペソ(約981億2,880万円、1ペソ=約2.2円)にとどまったと発表した。

 


国別に見ると、米国が前年同期比約2.6倍の148億2,110万ペソで全体の約3分の1を占め、次いで英国が同約20.8倍の81億7,920万ペソ、中国が同約4.6倍の51億1,160万ペソと続き、日本は同86.7%減の17億8,870万ペソと大幅に減少した。

 

業種別に見ると、運輸・倉庫が前年同期比約16.3倍の148億4,170万ペソで構成比33.3%と全体の約3分の1を占め、次いで製造業が同71.5%減の116億8,020万ペソ(構成比26.2%)、管理・サポートサービス(注)が同69.1%増の112億4,860万ペソ(構成比25.2%)と続き、これら3業種で全体の84.7%を占めた。

 

地域別に見ると、マニラ首都圏が前年同期比約2.5倍の261億3,370万ペソで全体の58.6%を占め、カラバルソン地域が同87.7%減の70億1,200万ペソ(構成比15.7%)、中部ルソン地域が同82%減の43億1,470万ペソ(構成比9.7%)で、この3地域で全体の84%を占めた。

 

なお、国内資本も含めた2020年上半期の投資認可額は6,912億3,090万ペソで、外資比率は6.5%にすぎない。業種別では運輸・倉庫業が89.4%を、地域別では中部ルソン地域が80.2%を占めている。貿易産業省投資委員会(BOI)が7月13日に上半期の投資認可額を発表した際、サンミゲル・エアロシティのブラカン国際空港建設プロジェクトの投資額として5,308億ペソを認可したと説明しており、突出した部分の多くは本件による。

 

(注)人材サービス、コールセンター、旅行代理店、民間警備などを含む。

(石原孝志)

 

ページ上に戻る

コメントを投稿

コメント歓迎! 特に掲載内容に変更・間違い等ありましたらコメントを送りください。
コメントを入力:
※掲載内容に関するご質問、ご予約は上記の連絡先にご連絡ください。
※掲載内容の相違、ご意見ご要望はここにご連絡ください。

※投稿いただいたコメントは、管理者のチェック後掲載しておりますので、即時には反映されません。

新着ブログ

2025年01月21日

2025年1月15日(水)、日本国際協力機構(JICA)は、ケソン市のDSWD(社会福祉開発省)セントラルオフィスにて、新たな草の根技術協力プロジェクト「マニラ首都圏及び中部ルソン地域における青少年のための更生支援員の育成と制度確立を目指すプロジェクト」の覚書に署名しました。

2025年01月20日

在フィリピン日本国大使館は1月20日、マニラ首都圏における強盗事件に関する注意喚起を発表しました。

2025年01月16日

マニラに複数店舗を展開する食材店、サンティスデリカテッセンでは、バレンタインデーに向けて、Facebookページでフォトコンテストを開催中です。サンティスデリカテッセンの食材を使用した料理写真を投稿した方の中から、3名の受賞者に、Php 2,000分のギフト券が贈られます。

2025年01月09日

フィリピン移民局(BI)は、長期滞在しているすべての外国人に対し、毎年最初の60日以内に本人が直接出頭して手続きすることを義務付けています。2025年のアニュアルレポートは、1月1日から3月1日まで。早めに申告を行いましょう!

2024年12月26日

今年も残すところあとわずか!フィリピンマニラではさまざまなホテルやレストランで、年末年始限定のプロモやギフト、イベントなどが用意されています。情報はUPDATEしていきますので、ぜひご確認ください!

広告
フィリピン不動産賃貸ポータルサイト  |   フィリピン求人 ジョブプライマー  |   BERENTA:Find the condo that suite you  |   【フィリピン在住者向け】コンシェルジュ&会員制コミュニティ Barong Club