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在フィリピン日本国大使館からの安全対策情報 「ジカウイルス感染症に関するQ&A」を更新しました
2016年12月21日更新

日本の厚生労働省(国立感染症研究所)が,「ジカウイルス感染症に関するQ&A」を更新しました。
フィリピンにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
在フィリピン日本国大使館
【ポイント】
●今般,厚生労働省が「国立感染症研究所によるジカウイルス感染症のリスクアセスメント」及び「ジカウイルス感染症に関するQ&A」を更新した旨の通知がありました。(それぞれ末尾の厚生労働省ホームページを参照願います。)
●上記「Q&A」では,流行地に居住し,妊娠を希望する在外邦人向けの設問(問15)が追加されています。
ジカウイルス感染症に関するQ&A(抜粋)
問15 流行地に居住していますが、妊娠を希望しています。どのようなことに気をつければよいですか?
答 問1にもあるとおり、ジカウイルスは母体から胎児への感染を起こすことがあり(母子感染による先天性ジカウイルス感染症)、小頭症などの先天性障害を起こす可能性があります。母子感染しうる他の代表的な感染症(トキソプラズマ症、サイトメガロウイルス感染症、梅毒、風しんなど)と同様、母体の感染予防、母体や胎児への感染の早期診断・早期治療が重要ですが、先天性ジカウイルス感染症に関しては、現在のところ胎児への感染の診断方法やその解釈について、確立されているとはいえず、ワクチンや治療薬もありません。そのため感染予防が最も重要で、可能な限り、妊婦及び妊娠の可能性がある人の流行地への渡航は控えることをお勧めしています。
流行地域に居住している方で、妊娠を希望する場合は、妊娠を計画する際に、妊娠中にジカウイルスに感染するリスクについて、現地のジカウイルス感染症の流行状況やその病態をよく理解している医療機関の医師と、まず、よく相談してください。医師との相談の結果、現地で妊娠を希望する場合には、妊娠前及び妊娠中において、そのパートナーとともに厳密な防蚊対策(住居周辺や住居内の蚊の幼虫・成虫駆除を含む)を講じるようにしてください。また、妊娠期間中は、パートナーのジカウイルス病を疑わせる症状の有無にかかわらず、性行為の際に適切にコンドームを使用するか、性行為を控えることを推奨します。妊娠が判明した場合、ジカウイルスへの感染の機会を減らすこと、また、妊娠経過を適切に観察する必要性の両面から、妊婦が帰国することも選択肢として考慮してください。
現地における邦人向けの医療機関については、下記の「世界の医療事情(在外公館医務官情報)」をご参照いただくか、居住地を管轄する日本国大使館又は総領事館に問い合わせてください。
(参考情報)
○厚生労働省HP(ジカウイルス感染症について)
 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109881.html
[在フィリピン日本国大使館]
電話: (63-2) 551-5710
FAX : (63-2) 551-5780
【メールアドレス】[email protected]【HP】http://www.ph.emb-japan.go.jp/index_japanese_version.htm【領事窓口申請受付時間(査証申請を除く)】月~金曜 08:40-12:00 及び13:30-16:30日本の厚生労働省(国立感染症研究所)が,「ジカウイルス感染症に関するQ&A」を更新しました。
フィリピンにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
在フィリピン日本国大使館
本情報は,同居家族の方にも共有していただくと共に,同居家族の方が本メールを受信していない場合は,在留届へのメールアドレスの登録,または当館メールマガジンに登録をお願いします。
在留届( http://www.ph.emb-japan.go.jp/visiting/consular_j/zairyu.htm
メールマガジン登録( https://www.mailmz.emb-japan.go.jp/cmd/ph.html  )
【ポイント】
●今般,厚生労働省が「国立感染症研究所によるジカウイルス感染症のリスクアセスメント」及び「ジカウイルス感染症に関するQ&A」を更新した旨の通知がありました。(それぞれ末尾の厚生労働省ホームページを参照願います。)
●上記「Q&A」では,流行地に居住し,妊娠を希望する在外邦人向けの設問(問15)が追加されています。
ジカウイルス感染症に関するQ&A(抜粋)
問15 流行地に居住していますが、妊娠を希望しています。どのようなことに気をつければよいですか?
答 問1にもあるとおり、ジカウイルスは母体から胎児への感染を起こすことがあり(母子感染による先天性ジカウイルス感染症)、小頭症などの先天性障害を起こす可能性があります。母子感染しうる他の代表的な感染症(トキソプラズマ症、サイトメガロウイルス感染症、梅毒、風しんなど)と同様、母体の感染予防、母体や胎児への感染の早期診断・早期治療が重要ですが、先天性ジカウイルス感染症に関しては、現在のところ胎児への感染の診断方法やその解釈について、確立されているとはいえず、ワクチンや治療薬もありません。そのため感染予防が最も重要で、可能な限り、妊婦及び妊娠の可能性がある人の流行地への渡航は控えることをお勧めしています。
流行地域に居住している方で、妊娠を希望する場合は、妊娠を計画する際に、妊娠中にジカウイルスに感染するリスクについて、現地のジカウイルス感染症の流行状況やその病態をよく理解している医療機関の医師と、まず、よく相談してください。医師との相談の結果、現地で妊娠を希望する場合には、妊娠前及び妊娠中において、そのパートナーとともに厳密な防蚊対策(住居周辺や住居内の蚊の幼虫・成虫駆除を含む)を講じるようにしてください。また、妊娠期間中は、パートナーのジカウイルス病を疑わせる症状の有無にかかわらず、性行為の際に適切にコンドームを使用するか、性行為を控えることを推奨します。妊娠が判明した場合、ジカウイルスへの感染の機会を減らすこと、また、妊娠経過を適切に観察する必要性の両面から、妊婦が帰国することも選択肢として考慮してください。
現地における邦人向けの医療機関については、下記の「世界の医療事情(在外公館医務官情報)」をご参照いただくか、居住地を管轄する日本国大使館又は総領事館に問い合わせてください。
(参考情報)
○厚生労働省HP(ジカウイルス感染症について)
 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109881.html
[在フィリピン日本国大使館]
電話: (63-2) 551-5710
FAX : (63-2) 551-5780
【メールアドレス】[email protected]【HP】http://www.ph.emb-japan.go.jp/index_japanese_version.htm【領事窓口申請受付時間(査証申請を除く)】月~金曜 08:40-12:00 及び13:30-16:30

 

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