在フィリピン日本国大使館は9月24日、台風16号(フィリピン名:カーディング)の上陸に伴う注意喚起のお知らせしました。
【ポイント】
●台風16号(フィリピン名:カーディング)は、25日の朝または午後にもフィリピン・ルソン島北部に上陸・通過する見込みです。
●最新の気象情報を入手し、災害や事故に巻き込まれないよう、適切な安全対策を講じた上で十分に注意してください。
【本文】
1 フィリピン気象庁によれば、昨日(23日)午後に発生した台風16号(フィリピン名:カーディング)は、24日午前11時時点で(当地時間)で、ルソン島北部カガヤン州(Cagayan)トゥゲガラオ市(Tuguegarao City)の東南東660 km、またはアウロラ州(Aurora)カシグラン(Casiguran)の東595キロに位置し、時速25キロで西南西に移動しています。今後、勢力を維持したまま25日の朝または午後にもルソン島北部(イザベラ州(Isabela)、オウロラ州(Aurora)周辺)に上陸の上、西に通過し、地域によっては強風、大雨をもたらす見込みです。
2 また、日本気象庁によると、24日午後1時(当地時間)時点で、中心気圧990ヘクトパスカル、最大瞬間風速30メートルであり、中心から35キロ以内は風速25メートル以上の暴風域、中心から南西側280キロ以内、北東側220キロ以内は風速15メートル以上の強風域となっています。
3 この台風の接近に伴い、強風や大雨のみならず場合によっては洪水・土砂崩れ・荒波等による人的・物的被害のほか、各種交通機関の混乱等をもたらすおそれもあり、注意が必要です。
4 つきましては、台風による被害を受ける可能性がある地域に滞在している方は、下記の関連ウェブサイト等を参考に最新の台風情報や現地の気象情報の収集に努め、台風による被害が予想される場合には外出を控える、お住まいの地方自治政府の指示に従う等、災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。
また、台風による被害に備え、懐中電灯・携帯用ラジオ等を手元に置いておくこと、飲料水・食料を備蓄すること、家族等に緊急の連絡先を知らせること、滞在されている地域で避難場所が設けられる場合には、地方行政機関の条例、指示等に従って行動し、新型コロナウイルスの感染の予防にも努めてください。
更に、台風通過後も、地盤の緩みに伴う土石流など、予測できない複合的な二次災害が発生する可能性もありますので注意してください。
《参考ウェブサイト》
フィリピン気象庁(PAGASA):http://www.pagasa.dost.gov.ph/
日本気象庁(台風情報):http://www.jma.go.jp/jp/typh/
フィリピン国家災害リスク削減管理委員会(NDRRMC):http://www.ndrrmc.gov.ph/
5 万一災害に巻き込まれた場合は、現地当局が発表する警報・指示等に従って安全確保に努めるとともに、ご自身の安否等の状況について日本の留守家族及び最寄りの日本国大使館・総領事館に連絡してください。
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災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3か月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3か月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。
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(問い合わせ窓口)
○在フィリピン日本国大使館
住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City,Metro Manila
電話:(市外局番02)8551-5710
(邦人援護ホットライン)(市外局番02)8551-5786
FAX:(市外局番02)8551-5785
ホームページ:http://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
※本文は在フィリピン日本国大使館からのメールを引用しています。
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