在フィリピン日本国大使館は10月27日、台風22号(フィリピン名:パエン)の上陸に伴う注意喚起のお知らせしました。
【ポイント】
●台風22号(フィリピン名:パエン)は、10月30日(日)頃にもフィリピン・ルソン島北部または中部に上陸する見込みです。
●最新の気象情報を入手し、災害や事故に巻き込まれないよう、適切な安全対策を講じた上で十分に注意してください。
【本文】
1 フィリピン気象庁(PAGASA)によれば、本日(27日)朝に発生した台風22号(フィリピン名:パエン)は、10月27日午前11時時点(現地時間)、フィリピン中部東サマール州(Eastern Samar)ボロンガン市(Borongan City)の東540キロに位置し、時速10キロで西北西に移動しています。今後、わずかに勢力を強め、10月29日(土)頃にルソン島南東部・カタンドゥアネス島付近を通過し、10月30日(日)頃にもルソン島中部、またはカガヤン・バレー地方の東部から上陸すると予測されています。
2 また、日本気象庁によると、10月27日11時(当地時間)時点で、中心気圧998ヘクトパスカル、最大瞬間風速は25メートルであり、中心の南側500キロ以内、北側280キロ以内は風速15メートル以上の強風域となっています。
3 この台風の上陸に伴い、強風や大雨のみならず場合によっては洪水・土砂崩れ等による人的・物的被害のほか、各種交通機関の混乱等をもたらすおそれもあり注意が必要です。
4 つきましては、台風による被害を受ける可能性がある地域に滞在している方は、下記の関連ウェブサイト等を参考に最新の台風情報や現地の気象情報の収集に努め、台風による被害が予想される場合には外出を控えること等、災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。
また、台風による被害に備え、懐中電灯・携帯用ラジオ等を手元に置いておくこと、飲料水・食料を備蓄すること、家族等に緊急の連絡先を知らせること、滞在されている地域で避難場所が設けられる場合には、地方行政機関の条例、指示等に従って行動し、新型コロナウイルスの感染の予防にも努めてください。
更に、台風通過後も、地盤の緩みに伴う土石流など、予測できない複合的な二次災害が発生する可能性もありますので注意してください。
《参考ウェブサイト》
日本気象庁(台風情報):http://www.jma.go.jp/jp/typh/
フィリピン気象庁(PAGASA):http://www.pagasa.dost.gov.ph/
フィリピン国家災害リスク削減管理委員会(NDRRMC):http://www.ndrrmc.gov.ph/
4 万一災害に巻き込まれた場合は、現地当局が発表する警報・指示等に従って安全確保に努めるとともに、ご自身の安否等の状況について日本の留守家族及び最寄りの日本国大使館・領事事務所に連絡してください。
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災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3か月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3か月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。
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(問い合わせ窓口)
○ 在フィリピン日本国大使館
住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City,Metro Manila
電話:(市外局番02)8551-5710
(邦人援護ホットライン)(市外局番02)8551-5786
FAX:(市外局番02)8551-5785
ホームページ:http://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○ 在セブ日本国総領事館
住所:8th Floor, 2Quad Building, Cardinal Rosales Avenue, Cebu Business Park, Cebu City
電話:(市外局番032)231-7321 / 7322
FAX:(市外局番032)231-6843
ホームページ:https://www.cebu.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
※本文は在フィリピン日本国大使館からのメールを引用しています。
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