ブログ
食べる
経済ニュース
コラム
求人情報

HOME > ブログ > 【JETROフィリピンから】フィリピン貿易産業省、輸入完成車への正式なセーフガード発動を見送り

【JETROフィリピンから】フィリピン貿易産業省、輸入完成車への正式なセーフガード発動を見送り
2021年08月22日更新

JETROフィリピンは20日、フィリピンの輸入完成車に対するセーフガードの有無に関する情報を発表しました。

 


フィリピン貿易産業省、輸入完成車への正式なセーフガード発動を見送り


フィリピン貿易産業省(DTI)は8月6日、輸入完成車に対する正式なセーフガードを発動しないことを発表した。同省は2021年1月、自動車や鉄鋼、造船、鉱業分野の労働者で構成される労働組合「フィリピン・メタルワーカーズ・アライアンス(PMA)」からの申請を受けてセーフガード暫定措置の発動を発表し(2021年1月6日記事参照)、2月1日から、乗用車に対して1台につき7万ペソ(約15万4,000円、1ペソ=約2.2円)、小型商用車に対して1台につき11万ペソの関税を、現金担保のかたちで賦課していた。

 

暫定措置の導入について、DTIは乗用車・小型商用車ともに国内生産に比べて海外からの輸入が大きく増加しており、国内自動車産業の保護が必要と説明していた。しかし、関税委員会(TC)は、正式なセーフガード発動に関する調査を行った結果、2021年7月23日付で、「輸入の増加が国内産業に重大な損害を与えている、または与える恐れがあるとされない」との報告を発表した。

 

同報告において、TCは正式なセーフガードの発動を行う明確な根拠はないとの勧告を出した。今回、DTIはTCの勧告に従うかたちで、正式なセーフガード発動を見送った。なお、正式なセーフガード発動が見送られたことで、暫定措置による関税引き上げ分(現金担保のかたちで付加された関税分)は払い戻される。

 

フィリピンの自動車輸入流通業者協会(AVID)は、DTIが正式なセーフガード発動を見送ったことを評価し、「正式なセーフガード発動の見送りが、自動車産業の回復に寄与するとともに、(輸入完成車に対して関税が課されないことで)消費者に便益をもたらす」とコメントした(「フィルスター」紙2021年8月13日)。

(吉田暁彦、サントス・ガブリエル)


(フィリピン)

出典:JETROフィリピンビジネス短信

 

★フィリピンプライマーがライン配信を始めました!ぜひ友達登録をお願いいたします。

LINE ID@philippineprimer

友だち追加

 

ページ上に戻る

コメントを投稿

コメント歓迎! 特に掲載内容に変更・間違い等ありましたらコメントを送りください。
コメントを入力:
※掲載内容に関するご質問、ご予約は上記の連絡先にご連絡ください。
※掲載内容の相違、ご意見ご要望はここにご連絡ください。

※投稿いただいたコメントは、管理者のチェック後掲載しておりますので、即時には反映されません。

その他の記事

2021年08月20日

在フィリピン日本国大使館は20日、フィリピン政府は、NCR他2州に課すコミュニティ隔離措置を、8月31日まで「修正を加えた強化されたコミュニティ隔離措置(MECQ)」とすることを発表しました。

2021年08月20日

在フィリピン日本国大使館は20日、フィリピン入国管理局(BI)は、フィリピンで長期雇用のために渡航予定の外国人に対する就労(9(g))ビザ発行について、その従業員に代わって雇用主である企業が申請することができることを発表しました。

2021年08月20日

フィリピン政府は19日、マニラ首都圏と周辺のラグナ州で実施している新型コロナウイルス対策の外出・移動制限措置を、現在の措置から1段階引き下げると発表しました。マニラ首都圏は21日からMECQに移行されます。

2021年08月20日

新型コロナウイルス感染症の拡大をうけ、首都圏マニラなどでは外出の規制が続いています。そこで今回は、日本食材などを多く扱うマニラ周辺のグロッサリー店の最新営業情報をお届けします!

2021年08月19日

新型コロナウイルスの拡大をうけ、ルソン島の多くの地域ではコミュニティー隔離措置(ECQ)が継続されています。今回はフィリピンと日本間の配送状況について、最新の情報をお届けいたします!

広告
フィリピン不動産賃貸ポータルサイト  |   フィリピン求人 求人プライマー