JETROマニラは23日、知的財産庁、ローカル市場での模倣品・海賊版取り締まり強化に関する情報を発表しました。
フィリピン知的財産庁(IPOPHL)は1月16日、同国ローカル市場での模倣品や海賊版の流通に関して対策を強化していくと表明した。IPOPHLの表明は、欧州委員会が2022年12月に発表した最新の「模倣品・海賊版ウォッチリスト
」において、マニラ首都圏にあるバクララン市場(パラニャーケ市)、ディビソリア市場(マニラ市)、グリーンヒルズ・ショッピング・センター(サヌアン市)、カルティマール市場(パサイ市)が模倣品の販売市場として指摘されたことを受けたもの。
IPOPHLは近く、これらのローカル市場が立地する自治体やショッピングモールの管理者に対して、模倣品や海賊版の取り締まりを強化するよう命じる意向だ。
模倣品・海賊版ウォッチリストによると、バクララン市場とディビソリア市場では特に靴を中心に、小売り・卸売りともに広範な品目で模倣品が流通しているとする。また、グリーンヒルズ・ショッピング・センター、カルティマール市場については、より精巧な模倣品が取引されているという。なお、フィリピン政府は2022年4月にグリーンヒルズ・ショッピング・センターのみで総額6,300万ペソ(約1億5,120万円、1ペソ=約2.4円)にも上る模倣品を押収した。押収された商品の中には、有名ブランドのルイ・ヴィトンの模倣品もあった。
模倣品・海賊版ウォッチリストに掲載された場所には、多くの小売店が立ち並び、庶民的なマーケットして、フィリピン人が日常的にショッピングで利用している。
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