【JETROマニラから】マルコス大統領、「フィリピン開発計画2023-2028」を承認
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JETROマニラは6日、「フィリピン開発計画2023-2028」に関する情報を発表しました。
マルコス大統領、「フィリピン開発計画2023-2028」を承認
フィリピンのフェルディナンド・マルコス大統領は1月27日、「フィリピン開発計画2023-2028」を承認する大統領令第14号への署名を行った(政府通信社1月30日付)。同計画は、今後の6年間でのフィリピンの経済開発に関するロードマップに当たり、あらゆる政府機関や政府系金融機関、国立の研究機関などは計画の達成に向け、尽力することとなる。
フィリピン開発計画2023-2028は、2040年までの長期ビジョンである「Ambisyon Natin 2040」を基に作成されている。
フィリピン開発計画2023-2028について、フィリピン政府は、経済・社会を変革する試みであり、経済を(新型コロナ禍から)成長軌道に戻すことで、雇用の創出や貧困削減を実現するとしている。そして、経済成長について、全てのフィリピン人に等しく恩恵をもたらし、かつ、全てのフィリピン人に対して国際的な経済競争に十分に参画しうる能力を与えねばならないとしている。
フィリピン開発計画2023-2028は、「イントロダクション」「個人と家族の能力開発・保護」「質の高い仕事および競争力のある製品を生み出すための、生産部門の改革」「(計画を)可能にするための環境(システム)」「計画の実行、モニタリングと評価」の5部から構成されている。
(吉田暁彦、サントス・ガブリエル)
(フィリピン)
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