ブログ
食べる
経済ニュース
コラム
求人情報

HOME > プライマーブログ > 【JETROマニラから】入国規制緩和後の入国者数が110万人に達する

【JETROマニラから】入国規制緩和後の入国者数が110万人に達する
2022年09月01日更新

JETROマニラは1日、フィリピンの入国規制緩和後の入国者数の動向に関する情報を発表しました。


フィリピン観光省は、2月の入国規制緩和後から8月7日までの約半年間の外国からの入国者数(注1)が110万人に達したと発表した(政府通信社8月13日付)。フィリピン政府は、2月10日から入国査証の免除国・地域を対象に、新型コロナウイルスのワクチン接種完了者の査証なしでの入国を認めている(注2)。

 

観光省の統計によると、新型コロナウイルス感染による入国制限により、2021年の年間入国者数は16万3,879人だった。2022年2月10日から3月末までの2カ月足らずの間には、2021年実績を上回る16万4,865人がフィリピンに入国したことになる。ただし、海外からの入国者が大幅に増加したとはいえ、新型コロナ禍前の2019年2~7月の半年間には約413万人が入国しており、今回の発表(110万人)はその4分の1程度にすぎない。

 

フィリピンのGDPに占める観光業の割合は、新型コロナ禍前の2019年の12.7%から、2020年は5.1%まで落ち込み、2021年も5.2%と回復が鈍い。クリスティーナ・フラスコ観光相は、観光業について「今後3年間で新型コロナ禍前の水準への回復を目指す」としている。

 

2月から6月までの日本人入国者数は2万950人

外国人入国者を国別にみると、2月10日から6月30日までの外国人入国者数(48万9,900人)のうち、米国が16万1,863人(全体の33.1%)と最も多く、次いで韓国の5万7,549人(同11.8%)、オーストラリアの3万4,899人(同7.1%)の順だ。日本人は2万950人(同4.3%)と全体の6番目だった。

 

(注1)在外フィリピン人入国者数を含む。

(注2)詳細な入国条件はジェトロウェブサイト在フィリピン日本大使館ウェブサイトなどを参照。

(菊池芙美子)


(フィリピン)

 

 

ページ上に戻る

コメントを投稿

コメント歓迎! 特に掲載内容に変更・間違い等ありましたらコメントを送りください。
コメントを入力:
※掲載内容に関するご質問、ご予約は上記の連絡先にご連絡ください。
※掲載内容の相違、ご意見ご要望はここにご連絡ください。

※投稿いただいたコメントは、管理者のチェック後掲載しておりますので、即時には反映されません。

新着ブログ

2024年12月23日

在フィリピン日本国大使館は12月23日、マニラ首都圏における強盗事件に関する注意喚起を発表しました。

2024年12月23日

いよいよクリスマスシーズンが到来し、さまざまなホテルやレストランで、クリスマス限定のプロモやギフト、イベントなどが用意されています。

2024年12月20日

本日12月20日、フィリピンアラバンのフェスティバルモールに ニトリフィリピン4号店 がオープン!既にMITSUKOSHI BGC、グロリエッタ、SMモールオブアジアに店舗がありますが、今回の新店舗は 800坪と4店舗の中では最大の広さを誇ります。広々とした店内には、これまでの店舗にはない新たな魅力が満載!

2024年12月16日

今月号では、ここ2年以内にオープンした新しいカフェと、知っておきたい王道のカフェをマカティ、BGCを中心にピックアップしました。さらに、アフタヌーンティーも特集。ビジネス烈伝では、株式会社グーン専務取締役兼フィリピン支店長 SM GUUN Environmental Company, Inc. (SGECI) 小西 武史氏にお話を伺いました。ビジネス特集は不動産・内装と厨房機器・食品卸の二本立て。

2024年12月13日

ホテルオークラマニラの日本料理レストラン「山里」では、新年に向けておせち料理の注文を受け付けています。数量限定のおせちの予約は12月15日まで!お早めにお申し込みください。

広告
フィリピン不動産賃貸ポータルサイト  |   フィリピン求人 ジョブプライマー  |   BERENTA:Find the condo that suite you  |   【フィリピン在住者向け】コンシェルジュ&会員制コミュニティ Barong Club