【JETROフィリピンから】2月10日から新型コロナワクチン接種完了者は無査証での入国が可能に
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JETROフィリピンは3日、新型コロナワクチン接種完了者の無査証での入国に関する情報を発表しました。
フィリピン政府は1月27日、入国査証の免除国・地域を対象に、2月10日から新型コロナウイルスのワクチン接種完了者の査証なしでの入国を認めると発表した。日本は査証免除国に含まれている。ただし、フィリピン入国に当たって主に以下の要件が課されている。
- 渡航者はフィリピン到着時に残存期間が最低6カ月のパスポートを所持していること。また、帰国もしくは第三国行きのチケットを有していること。
- 新型コロナワクチン接種完了を証明する資料を有していること。
- 出発国・地域からの出発前48時間以内のPCR検査の陰性結果取得していること。
- フィリピン到着日を初日として7日間のセルフモニタリングを行うこと。
フィリピン観光省(DOT)は1月28日、海外から観光客受け入れ再開によって、観光が主要産業の地域の雇用再創出や、新型コロナ禍で活動停止を余儀なくされたビジネスの再開に寄与するとコメントした(政府通信社1月28日付)。
2月1日からの新たな水際対策も発表
政府はまた1月27日、従来導入していた国・地域を感染リスクに応じて、「グリーン」「イエロー」「レッド」に分類することを2月1日から一時的に停止することを発表した。同日以降、外国からの渡航者は以下の感染防止対策に従う必要がある。
- ワクチン接種完了者・未完了者ともに、出発国・地域の出発前48時間以内のPCR検査の陰性結果を取得する。
- ワクチン接種者は到着日を初日として7日間のセルフモニタリングを行う。
- ワクチン接種を完全に完了していない者は、到着日から5日目に行われるPCR検査で陰性となるまで施設隔離を行う。その後、到着日を初日として14日目まで自宅隔離を行う必要がある。
(吉田暁彦)
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