フィリピン政府は28日、首都圏マニラなどで実施されているコミュニティー隔離措置の変更を発表しました。首都圏マニラと近隣の州では、MECQが5月14日まで継続されます。
フィリピン政府は28日、新型コロナウイルス対策で実施しているマニラ首都圏と近隣州のコミュニティー隔離措置において、現在のMECQを5月14日まで延長すると発表しました。現地のメディア なども、今回の発表を報道しています。
これまでフィリピンでは新型コロナウイルスの流行の度合いに応じて、それぞれの地域を4つの隔離措置(ECQ、MECQ、GCQ、MGCQ)にわけて感染拡大を防止してきました。
マニラ首都圏では2020年6月からGCQが継続されており、2021年3月には感染の拡大に伴ってECQに強化。しかし4月には規制が緩和され、MECQに変更されていました。
CNNフィリピンから引用メディア
■MECQのエリア
マニラ首都圏
ブラカン
リザール
カビテ
ラグーナなど
また、16市1町からなる首都圏評議会は同日に、5月1日からの夜間外出禁止時間を午後10時〜午前4時に変更すると発表しています。
フィリピンでは新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。地域別ではマニラ首都圏の感染者数が最も多く、引き続き感染の防止対策が求められています。最新の感染者数の推移や病床の逼迫率などは、フィリピン保健省の公式ページ からチェックできます。
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