フィリピン運輸省と民間航空局は11月27日、長らく待たれた新ボホール国際空港(パングラオ国際空港)をオープン。「世界へのグリーンゲートウェイ」を始動させました。
開港には、ドゥテルテ大統領とArthur Tugade運輸大臣、Jim Sydiongco民間航空局長官、Chattoボホール州知事、Bernadette Romulo-Puyat観光大臣、Ernesto Pernia国家経済開発庁長官が立ち会いました。
この新ボホール国際空港はドゥテルテ政権の「Build, Build, Build」プログラムの目玉プロジェクトの一つです。ボホール州パングラオ島で、建設は2015年6月22日にスタートしました。
パングラオ島にオープンした新空港
この国初のエコ・エアポートとして、緑地としっかりとした構造を持ち、主に自然換気を利用すること、屋根のソーラーパネルが旅客ターミナルビルの必要電力の3分の1をカバーすること、モーションセンサー照明を設置することで高い基準を満たすことを目指しています。

新空港のチェックインカウンター

新空港のセキュリティーゲート
総工費78億ペソのプロジェクトで、少なくとも年間200万人の旅客を見込みます。
旧空港(タグビララン空港)の2倍の収容人数で、旧空港の代替となることが見込まれています。大きな国際線用の機体を含め、同時に7機を扱うことが可能。旅客ターミナルビルは広さ13884平米で、3つのボーディングブリッジと手荷物取扱システムを備えています。

上空からみた新空港の滑走路
国際線の運航は11月28日から開始。ボホールへの観光客数増加と商業活動の活発化が期待されています。
プロジェクトでは、運営の効率性や安全性・セキュリティの強化、旅客のための快適な環境の改善、空港のネットワーク化とマーケティングの拡張をさらなる目標としています。
新着ブログ
2025年12月17日
今月号の特集は、年末年始はマニラでリフレッシュ! 癒しのスパガイド。コラムでは、「フィリピンでEnjoy! Golf」第4回 マニラ七帝大ゴルフコンペをピックアップ。ビジネス烈伝では、フィリピン日本商工会議所 会頭・三井物産マニラ支店長の野村一洋氏にインタビュー。ビジネス特集では、業界別企業紹介 不動産・内装・厨房機器を掲載。
2025年12月16日
新年に年神様を迎え、家族の健康や五穀豊穣を願って食べられてきたおせち料理は、日本のお正月に欠かせない祝い膳です。ここマニラでも、日本の伝統的なお正月の雰囲気を感じながら、おせち料理で新年を迎えてみてはいかがでしょうか。おせち料理を提供するレストラン・ショップをご紹介します!
2025年12月15日
クリスマスがいよいよ本番に近づき、街は一気にホリデームードに包まれてきました! マニラのレストランやショップでは、今だけの限定プロモやギフトアイテムが続々と登場しています。ぜひチェックしてご利用ください。
2025年12月12日
12月のマニラは、街全体がクリスマスムードに包まれます。この時期、ショッピングモールの多くでは、クリスマスや年末年始に合わせて通常とは異なる営業時間が設定されます。ホリデーシーズンをマニラで過ごす方のために、主要ショッピングモールの最新営業時間をまとめました。お出かけやショッピングの計画にぜひお役立てください。
2025年12月11日
2025年12月12日から21日まで、ワールドトレードセンターメトロマニラにて「World Bazaar Festival」が開催されます。フィリピン最大級かつ最も歴史あるクリスマスショッピングイベントのひとつとして知られ、会場には国内外から数百の出展者が集結します。