フィリピンのタクシーアプリGrab、運賃倍率引き下げ命令に応じる
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フィリピンの陸上輸送営業認可・規制委員会(LTFRB)は、輸送ネットワーク会社(TNC)のGrabに対し、競合サービスが生じるまでは、交通状況に応じた運賃倍率を最大2倍から1.5倍に引き下げるよう命令しました。これはGrabがUberの東南アジア圏事業を買収し、フィリピンで唯一のTNCとなったことを受けたものです。
Uberを買収し、フィリピン国内の競合相手がいなくなったGrab
マニラ・タイムズ紙によると、LTFRB理事会のメンバーであるIileen Lizada氏は4月11日に「これによって、UberからGrabに移る配車サービス車両の数に合った、適切な運賃になることが保証されるでしょう」と述べたようです。Grabは命令を遵守しています。
Grabは、利用可能な運転手よりも多くの乗り手が乗車を要求している場合、料金が上昇するシステムを取っています。
またGrabは、40ペソの基本運賃に加えて、1キロ当たりの料金を現在の10~14ペソから11~15ペソへの引き上げを求めて、申請を提出しました。さらに1分あたりの料金を現在の2ペソから2.10ペソへの引き上げも求めています。これについては、LTFRBはまだ承認していません。
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