日本を離れ、外国で暮らす私たちは、フィリピン以外の国の様子も興味津々!
世界各国で生活する日本人の方々の、その国ならではの暮らしをご紹介します。
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「ハワイでの日本語」
ハワイで日本語がしゃべれるというのは、仕事をしていく上でとてもプラスになります。
たくさんの人(日本人でない方)が日本語で話すことができるのは、とてもすごいなと思うところ。とくに観光の中心であるワイキキのレストランでは、メニューも英語と日本語のものが置かれていたり、道にある看板やフリーペーパーも日本語のものの方が多いくらいです。仕事も日本語ができたほうがお給料がいいのが当たり前なので、自然とたくさんの人が日本語を話そうとするんですよね。
私たち夫婦の場合、結婚する前にお付き合いをしていたときには、アメリカに住んでいるのだから英語を話すのが当たり前というスタンスでした。なので、彼が日本語を話すということを想像したこともなかったけれど、私の親への挨拶をきっかけに彼も日本語を少しずつ勉強するようになりました。ただ、本当に少しずつ(^^;)
ハワイには私たちのように国際結婚をしたカップルがたくさんいるのですが、よく見かけるのは、旦那さんが日本語をとっても上手にしゃべれるようになって、奥さんがあまり英語を話さないカップル。お友達同士でパーティをしたときにも自然とみんなの会話が日本語になってしまい、私の主人のようにほとんど日本語を話すことができないと、会話に入れず端の方で寂しそうにしている姿を見かけました。
子どもができてからは、主人も私も子どもには英語も日本語も両方話せるようになってほしいという考えなので 私は自然と日本語だけで子どもに話しかけるようになりました。仕方がないと理解していながらも、最初はつまらなそうにしていた主人。しかし今では「今なんて言ったの?」と質問してくれたり、私が少し訳してあげたりと、日本語への興味がさらに湧いてきた。。。というよりも理解したくて必死のようです(^^)
私の英語が完璧でないだけに、主人が日本語をもっと分かるようになってくれたら二人のコミュニケーションは良くなるわと期待はしているけれど、無理なく自然に子どもと一緒に学んでいってくれたらな、と思う今日この頃。これからも子どものバイリンガル教育を含めて、我が家では日本語と英語の勉強が続いていきそうです。
<コラムニスト紹介>
Rika
東京都生まれ。離婚をきっかけに2002年にハワイへ留学、ハワイ大学へ編入して卒業し、その後OPTプログラムによりアパレル関係で1年間働く。大学在学中から付き合いを始めたアメリカ人と1年の遠距離交際期間を含む4年の交際のあと結婚。昨年長男をもうけ家族でオアフ島、ワイキキ在住。
Rikaさんのブログ「幸せハワイ生活」:http://ameblo.jp/kaimakani/