【団体名】
Development Action for Women Network(DAWN)
1996年2月6日に設立された女性の自立のためのネットワーク DAWN(ドーン)は、様々な問題に苦しむ移民のフィリピン人女性と、その日比国際児(JFC)を支援する非政府開発団体です。様々な問題に苦しむフィリピン人移民と、日本人の父と一緒にいられない子供たちに、カウンセリング、ワークショップ、技術支援といった支援活動を通じて人間としての尊厳や自信を取り戻させ、希望を持って生活できるように支援しています。
当初は、30人のフィリピン人女性と42人の日比国際児を支援することから始まり、現在では約10倍の人々がDAWNの活動に参加しています。
フィリピンには10万人以上の日比国際児がいると言われています。DAWNには彼らの家族や地域を支援するための幅広い活動があります。相談活動、法的援助、健康管理、そして教育と財政に関わる支援などをしています。
ユニークな支援活動として、「テアトロあけぼの」と呼ばれる劇場を利用しての演劇活動も行っています。舞台で演じるのは日比国際児たちとそのフィリピン人の母親たちです。彼らの才能や創造性を高めると同時に、彼らの抱えるさまざまな感情の表現の場にもなっています。DAWNではまた、こういった子供たちの父親探しの手助けや、精神的なサポートもしています。
フェアトレードに関連したDAWNのプログラムの一つに、“Sikhay”があります。“Sikhay”とは、タガログ語で「よりよい生活を目指して努力する」という意味です。Sikhayでは、フィリピン人女性たちが自分たちの仕事を持ち、収入源を得られるように、裁縫や手織り、布の染色等の技術を訓練しています。これは、単に収入源が確保できるようになるだけではなく、彼女たちの自尊心を取り戻すことにもつながっています。Sikhayの女性が作ったプリントシャツ、服、布は日本でも手に入れる事ができます。
【お問い合わせ】
<フィリピン事務所>
Development Action for Women Network
Rm.514 Don Santiago Bldg., 1344 Taft Avenue, Ermita 1000, Manila
TEL:(02) 526-9098
FAX:(02) 526-9101
Email:[email protected]
Website:www.dawnphil.org/
<日本事務所>
DAWN-JAPAN(ドーン・ジャパン)
〒162-0823 東京都新宿区神楽河岸1-1
東京ボランティア・市民活動センター メールボックスNo.97
TEL&FAX:03-3395-6382(留)
E-mail:[email protected]