【団体名】
特定非営利活動法人 アジア日本相互交流センター ICAN(アイキャン)
2000年に起きたパヤタスのごみ山崩落事故をご存知でしょうか?この事故によって、ごみ山で働く人や周辺に住む多くの人々が崩落したごみの下に生き埋めとなり、命を落としました。ICAN(アイキャン)のフェアトレード事業は、この事故をきっかけに始まりました。ごみ山から集めたリサイクル可能な資源を換金して生計を立てていたお母さんたちが、より安全で安定した収入を得られるよう、当時のボランティアスタッフがテディベア作りをお母さんたちに教えたのが始まりです。
今では生産者団体SPNP(タガログ語で「パヤタスの生計向上のためにがんばる母親たち」の頭文字)として独立し、ICANの頼もしいパートナーになっています。商品はテディベアのほか、ミンダナオから取り寄せているバティック、ティナラック(先住民族による伝統工芸織物)を使ったぬいぐるみやハンディクラフト、不思議でかわいいあみぐるみなどもあります。各種バザーなどにも出店していますので、ぜひお気に入りを見つけに来てください。
SPNPの“始まり”であるチェックのテディベア。ウェディングベアは結婚式の引き出物用に、ハートにお名前を刺繍することも可能です。このほかにベロア、デニム生地やバティックを使ったタイプ、キーホルダータイプのものもあります。写真右は、カラフルなあみぐるみです。
バティック生地を使ったぬいぐるみやバッグ、ハンディクラフトなど。材料のバティックはミンダナオ島のジェネラルサントスから取り寄せています。
これ以外の商品の写真はICANウェブサイトのフェアトレードページをご覧ください。ICANのフェアトレード事業の特徴や生産者(SPNP)の情報なども掲載しています。個別のご注文などのお問い合わせは、[email protected] まで。
ICANは、そこに住む人々と「ともに」子どもたちの笑顔をつくるNGO。今年、設立15周年を迎えました。名古屋に本部事務局、マニラとミンダナオに海外事務所を置き、子どもたちの教育・医療、親たちの収入向上活動に加え、ミンダナオの平和をつくる活動も行なっています。
【お問い合わせ】
特定非営利活動法人 アジア日本相互交流センター ICAN(アイキャン)
ホーム:http://www.ican.or.jp/
マニラ事務所ブログ:http://blog.goo.ne.jp/icanmanilaoffice
マニラの路上の子どもたちと交流する「ICAN体験学習 ~路上教育事業地訪問」を毎月開催中!