【団体名】
Salt Payatas Foundation Philippines, Inc.
ソルト・パヤタス・ファウンデーション・フィリピン・インク(以下略 Salt)は、1995年にパヤタスのゴミ山で働く家庭の子ども19名の就学支援から活動を開始し、以来「国の枠を超えてお互いを思いやり、共感、共存していこうとする人々の心の輪を広げる」ことを目的に、フィリピンと日本において、教育支援(奨学金事業、未就学児教育事業、補習事業)、女性収入向上支援、スタディ・ツアーを主な軸として活動をおこなっているNPO法人です。
なぜこの事業が始まったか?
2000年7月、パヤタスのゴミ山が崩落し700名もの人が生き埋めになる大惨事が起こり、それまでスカベンジャー(ごみ拾いで生計を立てる人たち)をしていた人たちが一時的に職を失いました。そんなときに、ごみ拾いに代わる収入源をみつけ、生活を少しでも安定・向上させたいと願う女性を対象に、クロスステッチ製品の製作、販売を通して、生活支援を行う活動が始まりました。生産者が安全な仕事で安定した収入を得ることはもちろん、生産活動やグループでの運営を通じて、様々な能力や自信を身につけていくことを目的としています。生産者グループ、Salt、販売協力者の間の連携、自立の芽をつまない関わりを大切にして進めています。
クロスステッチ商品
普通の何気ないタオルですが、コーナーにはステッチされた小さな布が。Saltでは手刺繍を職業にしているお母さんが20名います。手作りならではのぬくもりと、そして一見同じように見えるステッチもよーく見ると微妙な糸の引き具合や刺し方も十人十色、その人の個性が出る、これが手作りならではの良さです。
こちらのデザインは一見やさしそうですが、この微妙なカーブのアウトラインが升目をイレギュラーに刺していくため、かなり高度な技術が必要で、刺繍経験ある人でさえ根をあげてしまうような刺繍を、お母さんたちはちくちくととっても早く完成させていきます。これはもう、まさに職人技。これ1つ完成させるのに約1時間半くらいかかるそうです。
だれがデザインしているの?
日本人がデザインしたものもありますが、ここ2,3年は生産者のお母さんの中でデザインの得意な人に任せています。
【お問い合わせ】
<Saltの活動について>
大井:0915-462-3250
URL:http://salt.or.tv
<スタディーツアーについて>
Saltでは、スタディーツアーへの参加を随時受付ております。
HPで参加条件と注意事項を確認し、メールかFAXで申込用紙をご送付ください。
URL:http://www.salt.or.tv
担当者: 富樫
TEL:0916-508-1923
FAX:02-631-9178
Email:[email protected]
<Salt商品販売ステーション>
(商品購入希望の場合、各ステーションまで事前に連絡頂けますようお願い致します)
高橋 朋子
住所:1806B Three Salcedo Place, 121 Tordesillas St., Salcedo Village, Makati City
電話:0916-284-2968
堀井 浩子
住所:5B Amorsolo East, Rockwell Center, Makati City
電話: 0916-552-3291
永野 朋子
住所:19E The Shang Grand Tower Perea corner Nieva and Dela Rosa St. Legaspi Village, Makati City
電話:0918-944-5541