レトロな空間へタイムスリップ
イントラムロスのカーサ・マニラ博物館
マニラに来たなら、絶対にはずせないおでかけ場所といえば、「イントラムロス」。
かつての要塞都市で、ぐるりと周囲を古めかしい城壁で囲まれている、足を踏み入れると雰囲気が一変!
スペイン統治時代の街並みが残るレトロな地区です。
ここで有名なのは“サンチャゴ要塞”ですけど、あえておススメしたいのが「Casa Manila Museum」(カーサ・マニラ博物館)。世界遺産にも登録されているサン・オーガスチン教会の前にあるレンガ造りの建物、それがカーサ・マニラ。
見るからに重厚な感じがするんですが、それもそのはず、スペインが統治していた頃の特権階級の暮らしぶりを再現しているんです。
木目の優雅なダイニングや、こども部屋、衣服やインテリアなどつい最近まで生活していたような雰囲気で展示されていて、興味深く観て回ることができます。
とくに、こども部屋は、女の子が使っていた人形やおもちゃがとてもリアル。
カーサ・マニラ内は、博物館だけでなく、レストランやカフェ、お土産ショップ、さらには隣の教会で挙式のためのブライダルショップなどもあって、けっこう楽しめます。私も息子を連れて行ったりしますが、中庭で駆けることもできるし、守衛さんも子供と絡んでくれるので、子連れででかけてもいい雰囲気ですよ。
月曜日は休館日ですけど、一部の部屋は公開しているし、カフェやお店は空いているので、よかったら足をのばしてみて!
Casa Manila Gen Luna St. IntramurosOpen: 9時~18時
close:月曜
入場料:大人40ペソ
【コラムニスト プロフィール】
みえ
民放勤務を経て、フリーライターへ。トラベル誌やWEBを中心に寄稿。タイ・フィリピンなど、東南アジア在住歴4年。 4歳と0歳の2人育児中。子連れでおでかけが趣味。