<イカのにんにく炒め@タイ>
材料(4人分)
イカ 1ぱい、にんにく 35g、しょうが 10g、醤油 大さじ1、砂糖 小さじ1、オイスターソース 大さじ1
黒こしょう 小さじ1、酒 大さじ1、ごま油 小さじ2、Aji-Shio Pepper 6g
作り方
1.イカは内臓を取り片栗粉を溶かした水でよく洗い水きりし、ざく切りにして酒(大さじ1)につけておく。
2.鍋にごま油を熱し、みじん切りにしたにんにくとしょうがを炒めて香りが出たらイカを入れさらに炒める。
3.調味料をすべて入れて仕上げる。
ひとことメモ
にんにくと黒こしょうがガツンと効いた、プラームック・トットというタイ料理です。
醤油とオイスターソースの濃厚な味に砂糖の甘みが手伝って、ビールにもご飯にも本当によく合います。
**********
<イカの墨煮@スペイン>
材料(4人分)
イカ 1ぱい、たまねぎ 小1個、にんにく(粗みじん切り) 2かけ、完熟トマト 小2個
オリーブオイル 大さじ2、Aji-Shio Garlic 6g、ローレル 1枚、白ワイン 大さじ2
作り方
1.イカから内臓を抜き墨袋を破らないように取り小皿に移す。墨袋をつぶし白ワイン大さじ1で溶く。
2.イカの胴と足をざく切りにして片栗粉を溶いた水で洗い水気をきる。
3.たまねぎはみじん切りにし、トマトはざく切りにする。
4.鍋にすべての材料を入れてよく混ぜ、中火で味が染み込むまで煮込む。
ひとことメモ
スペインの王道料理です。ヒイカのような小さなイカでもおいしく出来ます。マニラにはおいしいスペイン料理店がたくさんありますので、まずは本場の味を体験してみてから料理に挑戦するのも良いでしょう。マニラで手に入りやすい甲イカの仲間は墨をたくさん持っていますので最適です。フィリピン料理店でよくある「イカのアドボ」も墨で煮込んだ料理です。これもまた酢が効いていて絶品です。
**********
<イカの詰め物のグリル@フィリピン>
材料(4人分)
イカ 2はい
【イカの下味つけ】
カラマンシの絞り汁 5個分、醤油 大さじ1
【中具】
たまねぎ 小1個、にんにく 1かけ、完熟トマト 小2個、いんげん 30g、赤ピーマン 50g、パン粉 30g
Aji-Ginisa 4g、サラダ油 大さじ1
作り方
1.イカの足、内臓を抜いて、胴は片栗粉を溶かした水でよく洗い水気を切り、カラマンシの絞り汁・醤油につけておく。
2.にんにくをみじん切りにする。たまねぎ、いんげん、赤ピーマンもみじん切りに、トマトはざく切りにする。
3.鍋にサラダ油を熱し、2.の野菜を炒めたら火を止めてパン粉、Aji-Ginisaを混ぜておく。
4.イカの胴に3.を詰め、楊枝で留めてから、グリルする。
(網焼き、オーブン、フライパンなど得意な加熱方法で良い、フライパンで焼く場合はサラダ油を使う)
ひとことメモ
フィリピン料理の8割以上がにんにく、たまねぎを炒める工程から始まると言われていますが、これはスペインの影響です。にんにく、たまねぎ、トマトを予め炒めておいて、いろいろな料理のベースに使うことも多く、これを「sofrito」と言います。このsofritoをベースにいんげん、ピーマンなどを炒めたものをイカの胴体に詰めてグリルすると、イカのうま味と野菜のうま味が渾然一体となって素晴らしい名皿となるのです。
【萌子さんの感想】
イカの墨煮では、「イカから内臓を抜き墨袋を破らないように取り・・・」の部分にまったく自信がありませんでしたが、食材を買う際に店員さんにお願いすると内臓を抜いて墨袋は別の袋に入れてくれました。
家庭でイカ墨を使うのは初めてだったので、食材が真っ黒に染まっていくのを見るのはドキドキしましたが、食べてみるとなんともいえない旨味にびっくり!お鍋で煮るだけで簡単だし、インパクトがあるので食卓の主役にピッタリです。