2022年12月1日
アジア最大級の格安航空(LCC)エアアジアのフィリピン現地法人であるフィリピン エアアジア(比エアアジア)は、2023年2月1日、マニラ⇔東京(成田)線を就航する。
比エアアジアのマニラ⇔東京(成田)線の使用機材はエアバスA320-200型機を予定している。運航スケジュールはデイリーで、成田→マニラ便が11時25分発で14時55分着、マニラ→成田便が4時15分発で9時45分着と予定されている。
比エアアジアは現在、クアラルンプール、コタキナバル、バンコク、シンガポール、台北、仁川、香港、バリ、大阪という9つの海外都市に就航、あるいは就航しつつある。東京が国際線10番目の就航都市となる。また、比エアアジアにとって2番目の日本路線となる。
なお、比エアアジアは2022年12月6日、マニラ⇔関空(関西国際空港)線の運航を再開する予定である。運航は週3便(火・木・土)、運航機材はエアバスA320を使用する。比エアアジアの日本路線運航は2020年3月以来、2年9カ月ぶりのこととなる。比エアアジアの運航再開により、マニラ⇔関空路線はフィリピン航空、セブ航空(ブランド名:セブ・パシフィック航空)との3社運航体制となる。
比エアアジアは2010年末に、エアアジアとアントニオ・コファンコ氏などフィリピン財界人らによって設立された。そして、2012年3月に航空運航事業許可(AOC)を取得、同年3月28日にクラーク⇔ダバオ線、クラーク⇔カリボ線という国内2路線で運航を開始した。その後、国際線就航など事業基盤を拡充させてきている