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1月の貿易赤字、34%増の33億ドルへと大幅増加

2018年3月12日

フィリピン統計庁(PSA)速報値によると、2018年1月の貿易総額は前年同月比7.0%増の137億5,400万米ドルであった。

 1月の最大貿易相手国は中国(22億0,200万米ドル)。以下、2位日本(17億3,600万米ドル)、3位米国(14億4,700万米ドル)、4位韓国(11億1,800万米ドル)、5位香港(9億4,300万米ドル)の順。

 輸出は前年同月比0.5%増の52億1,900万米ドル、輸入は11.4%増の85億3,600万米ドル。その結果、1月の貿易赤字は33億1,700万米ドルとなり、前年同月(24億6,900万米ドルの赤字)から赤字が34.3%拡大した。貿易赤字に関しては、最大は対中貿易で10億1,900万米ドルの赤字。全体の3割強を占めた。一方、貿易黒字は対香港で、黒字額は5億0,900万米ドルであった。対日貿易収支は5,400万米ドルの黒字(18年3月9日のフィリピン統計庁発表より)。

 

1月の貿易額(速報値)

項目 輸出額 輸入額
2018年 2017年 2018年 2017年
FOB価格(単位:百万米ドル) 5,218.78 5,190.53 8,535.65 7,660.02
前年同月比(%) 0.5 22.0 11.4 12.2
エレクトロニクス製品
FOB価格(単位:百万米ドル) 2,623.59 2,367.68 2,230.97 1,876.89
前年同月比(%) 10.8 -7.8 18.9 -15.6

(*FOB価格: 本船渡し価格、2018年は速報値)

 

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