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近畿大学で比技術者などが原子炉運転実習

2017年9月23日

近畿大学(大阪府東大阪市)は、9月26日(火)に、海外の技術者(10人)を対象とした原子炉運転実習を実施する。

 これはアジアをはじめとした世界の原子力の安全技術と人材育成に貢献することを目的とした文部科学省事業「放射線利用技術等国際交流(講師育成)」における「原子力技術セミナー」の「原子力プラント安全コース」の一環で、公益財団法人若狭湾エネルギー研究センター(福井県敦賀市)が実施しているものである。

 近畿大学原子炉は、国内のみならず、海外からの研修生を対象とした実習を行ってきたが、2013年12月18日に試験研究用原子炉の新規制基準が施行されたことを受け、2014年2月6日に運転停止。以降、こうした実習は止まっていた。今回、2017年4月12日、3年ぶりに研究・教育利用を再開して以来、海外の技術者を対象とした原子炉運転実習は運転再開後初めてであり、世界の原子力の安全技術と人材育成に貢献するものと期待される。

 

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