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ローソンのフィリピンコンビニ事業新展開、店舗網等拡充へ

2018年5月5日

フィリピンの有力小売企業ピュアゴールド・プライスクラブ(ピュアゴールド、本社:マニラ市、フィリピン証券取引所上場)は、4月27日、コンビニエンスストア子会社であるPGローソン(本社:マニラ市)の株式490万株(70%)を、合弁相手のローソン株式会社(ローソン)に売却することで合意、合意書に署名したと発表した。

 PGローソンの設立は2014年5月30日、現行資本金は7億ペソ(当初の5億ペソから増資)、これまでの出資比率はピュアゴールド70%、 ローソン(ローソン アジア・パシフィック)30%となってきている。事業内容はコンビニエンスストア「ローソン」の展開とされている。 

 上記の株式売買が完了した時点で、ピュアゴールドは「ローソン」事業から撤退することになる。このまま推移すれば、ローソンの比コンビニ事業の保有比率は100%に高まり、主導する立場となる。いずれにしても、ローソンは、フィリピンでのコンビニ店舗網拡充などを図っていく方針の様である。
 
 フィリピンのローソン1号店は2015年3月30日に、マニラ市サンタアナ・フランシスコ通りオープンした。すなわち、このほど、開業3周年を迎えたのである。フィリピンのコンビニエンスストア業界はパイオニアである比セブンイレブン(フィリピンセブンが運営)が圧倒的強さを誇っている。

 

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