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三井E&S、比で港湾用クレーン16基追加受注

2019年6月26日

ICTSI向け、環境に優しいハイブリッドクレーン

 

三井E&Sマシナリーは、フィリピンのインターナショナル・コンテナー・ターミナルサービス(ICTSI社)より、ヤード用トランスファークレーン16基を追加受注した。2017末に受注、本年に納入したクレーン(合計16基)の品質及び省燃費性が高く評価され、追加発注となった。

 ICTSI社はフィリピン最大の港湾オペレーターであり、フィリピン国内のみならず、世界約20カ国で約30ターミナルを運営する世界的な港湾オペレーターでもある。今回受注した追加の16基は同社のフラッグシップターミナルであるフィリピン・マニラに位置するマニラ・インターナショナル・コンテナ・ターミナルに納入される。

 このクレーンは、環境に優しいハイブリッド型ヤード用トランスファークレーンであり、従来のエンジン駆動に加えリチウムイオン電池を搭載することにより、今まで抵抗器にて熱として消費していた回生エネルギーを蓄積し最大限に再利用することで、従来型比で最大60%の燃料消費量削減を達成し、CO2排出量の削減に寄与する。また、CO2排出量の削減のみならず、省燃費によるランニングコストおよび最大20dBの騒音低減を実現し、顧客にも優しい製品となっている。

 三井E&Sマシナリーは今後も高品質な製品を提供し顧客の事業を支えるとともに、クリーンな荷役機器を提供するクレーンメーカーのパイオニアとして、港湾のCO2排出量の削減に取り組んで行く方針である(19年6月25日の株式会社三井E&Sマシナリーのニュースリリースなどより)。

 

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