ブログ
食べる
経済ニュース
コラム
求人情報

HOME > フィリピンの経済ニュース > 【フィリピン経済ニュース】モンデ ニッシンの新規上場をSEC承認、最大のIPO案件に

【フィリピン経済ニュース】モンデ ニッシンの新規上場をSEC承認、最大のIPO案件に

2021年4月21日

フィリピン証券取引委員会(SEC)は、4月20日、大手食品メーカーである「モンデ ニッシン」のIPO(新規公募)とフィリピン証券取引所(PSE)メインボードへの新規上場申請(申請日2021年3月4日)を承認した。

モンデ ニッシンは2021年5月17日~21日にIPO実施、5月31日にPSEメインボードに新規上場と想定している。IPOにおいて、普通株式36億株(増加オプションフル行使の場合は41億4,000万株)を売却する計画である。1株当たりIPO価格は最高で17.50ペソと想定している。したがって、IPO規模は最大で724億5,000万ペソとなる。IPOでの調達資金は設備投資に265億2,000万ペソ、転換社債の償還に173億1,000万ペソ、借入金の返済に167億8,000万ペソを充当する

もちろん、今後の投資環境や当局の判断などで、IPO規模は想定より縮小する可能性はあるが、過去最大規模となる可能性が非常に高い。もし、1株当たりIPO価格が半分になったとしても、過去の大型案件であった2020年のコンバージの291億ペソ、2005年のSMインベストメンツの288億ペソ、2013年のロビンソンズ リテール ホールディングスの281億ペソなどを大幅に上回ることになりそうである。

なお、モンデ ニッシンは、インスタントヌードルやビスケットなどを製造販売している。インスタントヌードルでは圧倒的な国内シェアを有し、「Lucky Me(ラッキー ミー)」というブランド名で親しまれている。また、製品の一部はインドネシアやタイなど周辺諸国にも輸出されている。英国の代替肉(植物性たんぱく)メーカー「クオーン」を買収、傘下に収めている。社名に「ニッシン」が入っているが、日清食品など日本企業との資本関係は全くない。

 

その他の記事

フィリピンのQuasha Law法律事務所と提携しており、フィリピン進出中の日本企業及び在留邦人の方々に日本語での法律面でのサポートを提供させていただいております。

観光ビザ延長 メトロマニラ内配達 I-CARD・ECC・ダウングレード 時間が無い場合、ご相談ください!
フィリピンの査証申請なら VALUEASIA Philippines

フィリピンへの進出
現地法人の会計業務を中心にした経営管理全般のサポートをいたします

フィリピンでのレンタカー、ドライバーの手配はエイ・ワタナベ・カー・レンタルまで!コミュニティー隔離期間中は指定区間での片道送迎サービスも実施中。ニノイアキノ国際空港の片道送迎も行っています。

フィリピンでの人材採用なら、Reeracoen Philippinesへ!
あなたの欲しい人材が、きっとみつかる!人材のプロにご相談を!

パーソルホールディングス(旧テンプホールディングス)は、40年以上の歴史を持つフィリピン国内最大手の総合人材サービス企業”John Clements”と事業提携をしております。

フィリピンでもシャープの製品をお買い求めいただけます。空気清浄機などに使うシャープの技術「プラズマクラスター」は、空気中に漂う新型コロナウイルスを減らす効果があるという実験結果も発表されています!

お客様のニーズを把握し、複雑な問題をシンプルにしながら、ビジネスソリューションをカスタマイズさせていただきます。日本語での対応も可能です!

フィリピン不動産賃貸ポータルサイト  |   フィリピン求人 ジョブプライマー  |   BERENTA:Find the condo that suite you  |   【フィリピン在住者向け】コンシェルジュ&会員制コミュニティ Barong Club
ページトップに戻る