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日清食品のフィリピン即席麺事業堅調、18年第1四半期は9%増益

2018年5月5日

日清食品グループ(日清グループ)は、フィリピンにおいて、ゴコンウェイ・ファミーリーの有力食品企業ユニバーサル・ロビーナ・コーポレーション(URC)との合弁企業「ニッシン・ユニバーサル・ロビーナ・コーポレーション」(ニッシンURC、1996年設立、会計期末12月に変更、本社:マニラ首都圏ケソン市)を通じて即席麺事業を展開、カップ麺ではトップ企業となっている。現在の日清グループのニッシンURC株式保有比率は49%となっている。

 このニッシンURCの業績が堅調に推移している。URCの2018年第1四半期(1月~3月)事業報告書によると、ニッシンURCの今第1四半期の売上高は前年同期比15%増の14億4,800万ペソ、EBITDA(税前・償却前・利払い前利益)は同9%増の2億7,400万ペソ、純利益は同9%増の1億7,500万ペソと増収増益となった。

 2017年(1月~12月)の売上高は前年比17%増の51億0,300万ペソ、純利益は同18%増の5億5,900万ペソと二桁増収増益であった。約4年前の2013年度(2012年10月~2013年9月:決算期変更以前)と比較すると、売上高は2.8倍、純利益も2.7倍へと拡大している。フィリピンの高い経済成長率や好調な個人消費、日清グループのフィリピン事業強化策などを背景に急成長が続いてきたが、2018年も好スタートをきったといえる。

 

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