【フィリピン経済ニュース】2月の貿易額14%減の140億ドル、対中国25億ドルで首位
2023年4月12日
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輸出と輸入ともに二桁減少と不振、赤字2.7%減の39億ドル
フィリピン統計庁(PSA)発表の2023年2月の物品貿易統計速報によると、2月の物品貿易総額は前年同月比(以下、同様)14.4%減の140億3,000万米ドル。輸出額は18.1%減の50億8,000万米ドル(シェア36.2%)、輸入額は12.1%減の89億5,000万米ドル(シェア63.8%)。その結果、2月の貿易赤字は38億8,000万米ドルとなり、前年同月から2.7%減、また、前月の赤字の拡大ペースから減速した。
最大の貿易相手国は中国で貿易総額は25億4,000万米ドル、2位は日本で16億1000万米ドル、3位は米国で14億米ドル。貿易収支において、最大の黒字先は香港(3億9,000万米ドル)、最大の赤字先は中国(-13億2,000万米ドル)。対日貿易収支は3,430万米ドルの黒字となった。
2023年年初2カ月の貿易総額は前年同期比8.2%減の302億7,000万米ドル。そのうち輸出は15.6%減の103億3,000万米ドル、輸入は3.9%減の199億4,000万米ドル。その結果、累積貿易赤字は96億1,000万米ドルとなり、前年同期から赤字が13.1%拡大した。
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