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【フィリピン経済ニュース】比ユニクロ10年目に、5月末63店でASEAN首位

2021年6月4日

ファーストリテイリングはフィリピンにおけるユニクロ店舗の出店、運営を目的として、2012年1月にSMリテール社と共同出資して合弁会社、「ファーストリテイリング フィリピン社」(FRPI、所在地:マニラ首都圏パサイ市)を設立した。ファーストリテイリングの出資比率は75%である。

ユニクロ・フィリピン1号店は、2012年6月15日に、巨大ショッピングモール「SMモール・オブ・アジア」に出店された。すなわち、今年はユニクロのフィリピン進出10年目ということになる。初出店から約1年後の2013年5月に4店、その後順調に店舗網が拡大、2018年5月末で50店に達し、初出店時に掲げられた「数年で50店体制」という目標が達成されている。そして、2019年10月29日には60号店(ファーストリテイリングのウェブサイト表示による、以下同様)となる「SMシティ・バギオ店」をオープンした。その後は、新型コロナウイルス感染拡大にともない、進出ピッチが鈍ったが、店舗数が減少することなく、2021年5月末には63店に達した。

2013年8月末時点ではフィリピンのユニクロ店舗数は6店で東南アジア(ASEAN)においては、シンガポールの12店、マレーシア10店、タイ10店の後塵を拝し、第4位にとどまっていた。しかし、2017年10月末には43店で、マレーシアの42店を上回る単独トップに浮上した。その後、ASEAN首位の座を維持、上記のように2021年5月末時点で63店、2位のタイ53店、3位のマレーシアの49店などを大きく上回っている。

なお、2018年10月にはマニラ グローバル旗艦店をオープンした。この店舗は、フィリピンのみならず、東南アジア最大級の店舗であり、マニラ首都圏マカティ市のアヤラ通りに立地する最新のショッピングモール「グロリエッタ5」内に立地する。11の国と地域にある15番目のグローバル旗艦店で売場面積は約4,100平米に達する。この店舗の出店は、ニューヨークの5番街、ロンドンのオックスフォードストリート、パリのオペラ地区、東京の銀座、シンガポールのオーチャードロードなど世界の主要都市にあるグローバル旗艦店に加え、ユニクロのグローバル戦略におけるマニラでのビジネスの重要性を反映している。

 

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