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【フィリピン経済ニュース】コロナワクチン国内製造へ、ブラカン州にプラント建設

2021年4月20日

4月16日付けフィリピン政府通信社オンラインニュースによると、Dr. Zen Biotech社は、ブラカン州の州都マロロスに立地するファーストブラカン工業団地にコロナウイルス(Covid-19)ワクチンの生産施設を建設しつつある。

貿易産業省のラモン・ロペス大伸は、15日のドゥテルテ大統領へのプレゼンテーションにおいて、上記のワクチン製造プロジェクトの総コストは4,000万米ドル(19億ペソ)、フェーズ1とフェーズ2でそれぞれ2,000万米ドルになると説明したとのことである。

製造されるのは、第2世代組換えワクチンであり、インドと中国から技術支援を受けるとのことでもある。また、米国を拠点とするワクチンメーカーのモデルナおよびジョンソン&ジョンソンとのパートナーシップの可能性も検討している。

 

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ニッシンURCの業績が堅調に推移している。4月13日に発表されたURCの2020年アニュアルレポートによると、表1のように、ニッシンURCの2020年の売上高は前年比(以下同様)17%増の74億0,600万ペソ、EBITDA(税前・償却前・利払い前利益)は27%増の14億7,200万ペソ、純利益は25%増の8億9,300万ペソで二桁増収増益決算となった。

フィリピンの代表的株価指数であるフィリピン証券取引所指数(PSEi)の2021年3月末終値は6,443.09ポイントとなり、前月末と比べて5.18%低下した。年初3カ月間(第1四半期)では9.76%低下した。

フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の確認例は、4月3日、新たに1万2,576件増加、2日連続での1万件突破となった。これにより、3日現在の累計感染者数は78万4,043人に達した。

モスバーガー フィリピン3号店が、3月23日、マニラ首都圏マカティ市アヤラモール・グロリエッタ1の2階にオープンした。

フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の確認例は、3月20日、新たに7,999例増加した。これにより、20日現在で、累計65万6,056人になった。

 マニラ首都圏のマカティ市役所は、新型コロナウイルス感染拡大を抑制するために、バランガイ(最小行政区)ピオデルピラールの一部エリアに対し、3日間の厳格な封鎖措置(ロックダウン)を講ずることを決定、実施中である。

セブン銀行(本社:東京都千代田区)は、3月4日、「フィリピン子会社のPito AxM Platform社(PAPI、本社:マカティ市)が、フィリピン最大手のコンビニエンスストアチェーンであるフィリピン-セブンの店舗にATM設置を開始、2月26日、ATM運営事業を開始した」と発表した。

ハリー・ロケ大統領報道官は、2月27日、「英国のアストラゼネカ製新型コロナウイルスワクチン(コロナワクチン)52万5,600回分が、3月1日正午頃にフィリピンに到着する」と発表した。

吉野家ホールディングス(YH)は、2月16日、「子会社ヨシノヤ・インターナショナル・フィリピンズ(YIPI)とフィリピンの外食最大手であるジョリビー フーズ コーポレーション(JFC)が合弁契約を締結した」と発表した。

トヨタ自動車のフィリピンの生産・販売拠点であるトヨタ モーター フィリピン(TMP)は1月30日、「2021年第4四半期にバタンガス輸入・ロジスティクスハブを稼働させる」と発表した。

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