ザ・オーティズム・ハーツ・ファンデーション(自閉症ハート基金)社は、ニューヨークのフィリピン総領事の協力を得て、“2017年ファッション・アート・オーティズム・ベネフィット(FAAB)” のプロジェクトを立ち上げました。
FAABは、ニューヨークのフィリピンセンターにて今年4月7日にファッションショーを開催します。 ファッションデザイナーのパティス・テソロ氏、アンソニー・レガート氏は、自閉症児によって描かれたピニャ生地を使用した服をデザインし、これをファッションショーにて披露します。
(写真)サンプルのショールや巻物は発表イベントの時にも披露されました。 出典: inquirer
イベントには、フィリピン保健大臣のポーリン・ウビアル氏が主賓として出席します。
この慈善活動は、自閉症ハート基金が行う、支援活動の一環です。 自閉症の理解を広めることや、一般社会で調和していくこと、そして、自閉症者の可能性を最大限に伸ばす機会を提供する活動をしています。イベントは、国際連合本部での自閉症児アートの展示、ニューヨーク在住のフィリピン人アーティスト、フィリピン系アメリカ人アーティストの特別アート教室が先立って行われます。
(写真)ピニャ生地はパイナップルなどの繊維で作られた繊細な生地 出典: dfa.gov.ph
総領事、ベガ氏は挨拶の中で、以下のように述べました。
フィリピーノアメリカン・コミュニティが始めた支援プログラムの認識を広げるべく、フィリピン政府協力の一環として、また、フィリピン政府の国家戦略(Managing Autism –自閉症者対応法)に対する貢献の一環として、このプロジェクトをサポートします。
それ以外の発表イベント出席者は:フィリピーノアメリカンのマスコミ、アメリカ北東部、カリフォルニアのフィリピン人コミュニティからのボランティア、ニューヨーク・ファイナンシャル・アドバイザーでジャーナリストのカロル・タンジュトゥコ氏(イベントのボランティアでもあります)など。18歳のジュリエン・ボロメオ氏は今回の展示で、注目のアーティストです。
自閉症ハート基金は、サンフランシスコを拠点とする非営利団体で、Autism Speaks (アメリカに拠点を置く自閉症擁護団体)と提携しています。基金は、フィリピンの多くの自閉症プログラムについて、フィリピン社会福祉省、保健省と継続して協力していくそうです。
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