フィリピンの2017年は外国投資に勢いがついた年でした。2016年から39.5%アップした6167億ペソが投資委員会に承認されました。
2016年から2017年の投資等の変化
プレスリリースの中で、貿易産業大臣で投資委員会委員長のRamon Lopez氏は、「ドゥテルテ大統領の掲げる経済政策のビジネスへの信頼を証明し、フィリピンの包括的な成長と共通の繁栄を確実にする」と語り、続く5年間もさらに大きな投資が維持されることを期待していると加えています。
貿易産業省次官で投資委員会管理代表のCeferino Rodolfo氏は、投資額の急上昇は「2017年の投資優先計画のもとで、インフラ整備・電力という重点部門に焦点を絞ったためであり、国内需要の急激な成長にもよるものだ」と表明しています。
現在も電力・エネルギー計画は計画の最優先で、インフラ整備、工業がそれに続きます。
「投資委員会のインセンティブは戦略的国内計画に向けられているが、多くの外国投資計画も投資委員会には登録されている」と付け加えています。
貿易産業省提供
2017年の外国投資案件は日本からのものが最も多く、グリーンシップリサイクル、化学、ガラス工業などへの投資額は88.64億ペソとなりました。第2位のシンガポール(34億ペソ)の2倍以上の投資額です。オーストラリア、イギリス領ヴァージン諸島、オランダが第5位までとなっています。
これらの投資の多くは、リージョン4A(カラバルソン地方)へのもので、この地区にいくつかの経済圏があるためです。貿易産業省の最新のデータでは、日本はすでに78.6億ペソを投資しており、これは2018年第1四半期に経済産業省と経済区庁が承認した外国投資の57.2%を占めています。
2017年第4四半期の外国投資
日本は2017年第4四半期の外国投資でももっとも投資額が多く、52億ペソが承認されています。
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