現在、フィリピンのVAT税率は12%。
上院議長、フランクリン・ドリロン氏は、もしドゥテルテ政権から要求があれば、肥満や病気を引き起こす可能性のある食べ物に対するVAT(Value Added Tax)税率を引き上げるかもしれないと述べました。
予算管理相のベンジャミン・ジョクノ氏によると、彼はすでに財務相のカルロス・ドミンゲス氏と会談し、VATを最大の15%まで引き上げるプランについて話し合ったとのことです。
VATの税率を調節するタイミングとしては、所得税減引き下げ後の今後2年を見通しています。
(写真)食べ物がヘルシーかどうかで、VATあり、なしに? ※写真はイメージです。
(画像出典: nzgba.taxbackinternational.com)
ドリロン氏はまた、ドゥテルテ政権の税制は、内国歳入庁の徴税力に応じたものでなくてはならないとしました。
「内国歳入庁の税収は、ここ5年間で倍になっている。歳入は、国民にとって、不可欠なものである。少なくてはいけない。」とも言っています。
前大統領ベニグノ・アキノ3世は、5年で前政権(アヨロ政権)の歳入額を倍にしています。
アキノ氏は「最も多くの歳入を得たのは、2008年のアヨロ政権時の7786億ペソだった。我々はこれに5年で追いつき、追い越し、前大統領時代の最高歳入記録を倍にすることが出来た。」と語っています。
国にとって、税収は不可欠なもの。ジャンクフードなど、体に悪いと言われる食品の税率の行方はいかに?
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