9月になるとクリスマスムードがスタートするフィリピンですが、9月は、数々の映画祭が行われる月でもあります。フィリピン国内外の優秀な映画を見るチャンスです!
そのうちの一つが、アジア・オン・スクリーン・フィルム・フェスティバル(Asia On Screen Film Festival)。
開催期間は、9月15日(木)から18日(日)です。
(写真)ぺぺ・ジョクノ監督も駆けつけた試写会。 彼は、9月15日、Asian Institute of Managementにて、監督トークショーを行います。
アジア太平洋地区の映画を対象とし、フィリピンではまだ注目されていない優秀な俳優・映画制作会社の出演、制作する映画も上映されます。
映画の種類は、禁断の恋、人が成長していく様子を描いたヒューマンドラマ、歴史映画など様々です。
主催しているアジア・ソサエティ・フィリピン(Asia Society Philippines)は、マスコミを無料で試写会に招待。今年の映画祭で上映される映画の一つ、中国の、“A Tale of Three Cities(三城記)”を上映しました。
(写真)戦中の恋。愛し続けることが出来ますか?
これはジャッキー・チェンの両親をモデルにした作品。
二人の娘を抱えて苦労している未亡人、ユエロン(湯唯)と、妻に先立たれ、息子と2人で暮らす国民党の特務であるダオロン(劉青雲)は互いに惹かれ合う。1950年代‐混乱の中国をどう生き抜いてきたのかが描かれています。
(写真)マスコミ上映会前の挨拶。アジア・ソサエティ・フィリピン事務局長、リー氏。
「クリエイティブに、そして心に訴える方法で、人々や国の関係を育成すべく、映画祭を上映いたします。」 (リー氏のコメント)
(写真)リサ・ディノ氏
試写会には、最近 FDCP(映画発展評議会)議長に選ばれた、女優の リサ・ディノ氏も駆けつけ、アジア・ソサエティ・フィリピンの映画に関係する活動に対し、協力すると発表しました。
映画祭ではまた 2015年カンヌ映画祭で、「ある視点」部門で賞に輝いた、ブリランテ・メンドーサ監督の“Taklub(邦題:罠~被災地に生きる)”も上映されます。物語の内容は、大型台風ハイヤンが、フィリピンの都市、タクロバンを壊滅。ベベス、ラリー、アーウィンの3人は、死者を探し出そうとする中でお互い関係が深まってゆく。残されたわずかな信仰心、平常心を保ちながら…
映画祭では、ぺぺ・ジョクノ監督の「雲のかなた」(Above the Clouds)と、タイの映画、ニティワット・タラトーン監督の「すれ違いのダイアリーズ」(Teacher’s Diary)も初日に上映されます。
この二人の監督のトークショーが、9月15日、午前10時から12時まで、Asian Institute of Managementにて行われます。
こちらのイベントは参加無料。ジョクノ氏と、タラトーン氏が東南アジア、特にフィリピンとタイにおける、映画制作の機会と挑戦について語り合います。
「雲のかなた」は、洪水で両親を亡くした15歳の少年、アンディと、疎遠だった祖父を描いた作品。ふさぎ込んだ孫を見かね、かつて両親が登ったという山にアンディを連れてゆく。 そしてアンディの心に変化が…?
それ以外の上映作品は:
「タンナ」 Tanna (オーストラリア),
Ghayal Once Again (インド),
「太陽を失って」 In the Absence of the Sun (インドネシア),
「百日紅~Miss HOKUSAI~」 Miss Hokusai (日本),
「高地戦」Front Line (韓国),
「一路有你」The Journey (マレーシア),
7 Letters (シンガポール),
「フリーランス」Heart Attack (タイ),
On the Peaceful Peak (ベトナム).
(写真)上映スケジュール(予告なく変更される場合もあります)
詳細:
アジア・オン・スクリーン・フィルム・フェスティバル
2016年9月15日(木)から18日(日)まで
場所: Cinema 3, Greenbelt Cinema, Greenbelt 3, Makati City
入場料:1映画につきP100 - ただし、Taklub、Front Lineは無料で上映されます。
チケットはグリーンベルト3のチケット売り場、またはこちらのサイトよりお求めください→ http://sureseats.com/
お問い合わせは、アジア ソサエティまで。
電話番号 02-550-2612.
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イベントページAsia On Screen 2016
フェイスブックAsia Society Philippines
- 「ニックネーム」 Ami
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- 洋画が大好きです!
- 初めてマニラに上陸しました。