IMF (国際通貨基金)とマニラに本部を置くABD( アジア開発銀行) は、確実な基礎経済と世界経済の回復を背景に、今年度と来年度の経済成長率予測を上方修正しました。
(写真)フィリピンの経済は回復へ。 画像出典:Wikipedia
IMF は、先の9 月24 日に発表した プレスリリース で、経済成長率を、2016 年は、6%から6.4 %へ、2017 年は、6.2% から6.7% へと上方修正し、次のように述べました。
“外国からの逆風はあるものの、フィリピン経済の見通しは良好だ。”
修正の基準となったのは、継続的で着実な経済需要と、緩やかな輸出の回復。IMF はまた、失業率の低下も予測し、2016 年は5.9 %、2017 年は、5.7% と見込んでいます。
インフレ率は、フィリピン中央銀行(BSP )が目標としている数値内に回復することが期待されているそうです。
一方ADB は、2016 年 アジア開発の見通し を更新。 確実な国内需要と、見通しの良いマクロ経済によってもたらされた着実な経済基盤を挙げ、経済成長率を、2016 年は6% から6.4% へ、2017 年は、6.1% から6.2% へと修正しました。
ADB はまた、ドゥテルテ政権のインフラ事業増大計画に伴う支出も、経済成長率引き上げに貢献したとしています。
さらにドゥテルテ大統領の、貿易相手国のリーダーらに対する問題発言、現在話題になっている麻薬撲滅戦争については、フィリピンに対する投資意欲に影響しなかった、としています。
参照: CNN Philippines , The Philippine Star , Inquirer.net
「ニックネーム」 Ami
「自己紹介」 ファッション、洋楽ロック、
洋画が大好きです!
初めてマニラに上陸しました。
一つ前の記事: グロリエッタ3で第2回 ジャパン・トラベル・フェスティバル開催中!
一つ次の記事: フィリピンのコスプレ最大イベント「コスプレマニア2016」が開催されました
新着ブログ
2025年12月02日
12月3日(水)、Standard Groupの各ブランドで「Dine for a Cause」キャンペーンが行われます。この日は、店内飲食やテイクアウトに加え、一部店舗を除くGrabFoodの売上まで、当日の利益すべてがTukod FoundationとFor The Futureに寄付され、台風Tino、Uwan、Verbenaの被災地支援に役立てられます。
2025年11月27日
今月号の特集は、マニラのベーカリー。トラベル特集では、「ボラカイ BORACAY」 をピックアップ。ビジネス烈伝では、Brother Philippinesの高木駿氏 にインタビュー。ビジネス特集では、前回に引き続き「業界別企業紹介 金属加工②」 を掲載しています。
2025年11月18日
2025年11月17日から23日まで、「Philippine Cocktail Fiesta」が初開催されます。約100軒のバーが参加し、国内外のゲストを迎えてカクテルを楽しむ1週間です。
2025年11月11日
11月21日(金)より、記念すべき第1回大会となる「FIFA フットサル女子ワールドカップ 2025」がマニラで開催されます。アジアカップ初優勝を果たした日本は、11月23日(日)に初戦を迎えます。
2025年11月10日
年末の集まりをもっと楽しく、もっとお得に。プライマーではこのホリデーシーズン、各レストランのご協力のもと、忘年会向けの読者限定プロモーションを実施中です。対象レストランごとに異なる特典が用意されていますので、今年の締めくくりにぴったりのお店選びにぜひお役立てください!